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たばこ税の引き上げ…法的不備で在庫差益7900億ウォンをたばこ会社が得る
- 監査院が22日に出した「たばこ税などの引き上げに関連する在庫差益の管理の実態」の監査結果を見てみると、昨年1月1日に断行されたたばこ税の引き上げが結果的にたばこ会社だけに大きな利益をもたらしたことが明らかになった。
政府がタバコ業者が取った在庫差益を返還できる方案を用意していないのが禍根だ。国庫に入らなければならない7900億ウォンの在庫差益が、たばこ製造・流通業者の利益として帰属したということだ。
実際、KT＆Gが得た在庫差益は3187億ウォン、フィリップモリス・コリアは1739億ウォン、BATコリアは392億ウォン、卸売り商は1034億ウォン、小売商は1594億ウォンなどだ。特に、市場シェア50％以上を占めているKT＆Gは、「買占売惜行為に対する告示」の施行直前の2日間で1億100万箱以上を搬出したことが分かった。
政府は、2015年1月1日を起点にたばこを2500ウォンから4500ウォンに上げた。このうちたばこ税の引き上げ分は、1箱当たり1591ウォンだ。 - 毎日経済デジタルニュース局 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2016-09-22 18:43:56
