ニュース > 政治
政府、余ったコメをすべて買い取る…変動直払金が1兆ウォンを超えるか
- 豊作によるコメ価格急落を防ぐために、政府は今年のコメの超過生産分を年内に一括収買することにした。
キム・ジェス農林畜産食品部長官は6日、政府世宗庁舎の農食品部記者室で「収穫期のコメ需給安定対策」ブリーフィングを進行し、「今年のコメの生産量は420万トン前後、需要量は390万~395万トン程度になると推定しており、超過量は30万トン前後になると見ている」とし、「昨年は二度に分けて（政府がコメを買い入れて保管し、流通しないようにして価格に影響を与えないように）隔離したが、今年は一度にすることが農業者の助けになるという判断の下、一括買い取りする」と明らかにした。ただし、隔離量は7日に予定された統計庁の予想収穫量が出れば暫定的に算定し、来月に実際の収穫量が集計されると、確定することにした。
農食品部は、今年に収穫されたコメの価格が現在のコメの変動直払金の予算案基準よりも下落する場合、国会予算の審議過程で追加反映を推進する計画だ。現在の予算案には、80キロ当たり14万3789ウォンを基準に9777億ウォンが策定されている。9月25日現在の産地コメ価格は80キロ当たり13万3446ウォンで取引されており、新米価格が反映された10月から上がるという見込みだ。
変動直払金支給基準のコメ価格は、今年10月から来年1月までに、統計庁の産地コメ価格の平均価格を反映するようになっている。万一、コメの価格が上がらない場合は、変動直払金だけに史上初めて1兆ウォン以上の予算が投入される。 - 毎日経済 ソ・ドンチョル記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2016-10-07 09:39:47
