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朴大統領の支持率がまた5%…12日のろうそく集会が政局の分岐点

    朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率が「チェ・スンシル(崔順実)国政介入波紋」により、歴代大統領の中で2週連続の最低支持率5%にとどまった。朴大統領が最近、対国民談話で謝罪し、国会で丁世均(チョン・セギュン)国会議長に会って野党の国会推薦総理の提案を収容するなどと、突破口を模索したが怒った民心を戻すことはできなかった。

    11日、韓国ギャラップが11月第2週(8~10日)に全国の成人男女1003人を対象に世論調査(標本誤差95%、信頼水準±3.1%)した結果、朴大統領の国政遂行に対する支持率は5 %で前週と同じだった。歴代大統領の中で最も低い数値だ。朴大統領に対する否定的な評価は、前週より1%上昇して過去最高の90%までになった。残りの4%は「よく分からない、応答拒否」だった。セヌリ党の支持率も急激に墜落し、共に民主党(31%)の半分水準である17%に過ぎなかった。これは、過去のハンナラ党時代を含めても最も低い。

    チェ・スンシル氏をはじめ、「秘線実勢(隠れた実勢力)の国政壟断」波紋の関係者らが次々に拘束されたり、検察の調査を受けているが、国民的な疑惑は雪だるまのように増えている。セウォル号事故当時、朴大統領が7時間整形手術を受けていたという疑惑が提起されると、青瓦台はこの日、「全く根拠のないデマだ」と公式解明し、鎮火に出た。チョン・ヨングク青瓦台報道官は、「朴大統領は当時、青瓦台で首脳執務に会った」とし、「セウォル号事故などの懸案と関連して、15回にわたって参謀陣の報告を受けた」と反論した。

    共に民主党、国民の党、正義党などの野党3党は12日、ろうそく集会に積極的に参加し、朴大統領の2線退陣などと、青瓦台の圧迫水位を高めることにした。野党大統領候補らもほとんどが参加する。野党内部では、「弾劾と下野」などのより強硬な発言も出ており、ろうそく民心と結合して外部に噴出する可能性もある。この日の集会には、主催側の推算で少なくとも50万人、最多で100万人まで集まると予想されるなど、怒った民心が最高潮に達するものと見られる。
  • 毎日経済 ナム・ギヒョン記者 / カン・ゲマン記者 / ソ・テウク記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2016-11-11 16:27:48