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「チェ・スンシル特検法」通過

◆ 「チェ・スンシル特検法」通過 ◆ 

    チェ・スンシル国政壟断事件の真実を究明しようと与・野の3党が合意した特検法が17日、国会本会議を通過した。この日の本会議で在席220人のうち、与・野党の議員196人が特検法に賛成票を投じた。反対は10人、棄権は14人だった。セヌリ党は崔炅煥(チェ・ギョンファン)、金鎭台(キム・ジンテ)、金光琳(キム・グァンリム)、朴明在(パク・ミョンジェ)、チョン・ヒギョンの各議員など、親パク系が反対票を投じた。セヌリ党所属のクォン・ソンドン法司委員長は棄権した。ユ・スンミン議員は賛成票を投じたし、キム・ムソン前代表は欠席した。

    今回の特検捜査陣は特別検事1人、特別検事補4人、派遣検事20人、派遣検事をのぞいた派遣公務員40人以内で構成され、捜査期間は最長120日だ。遅くとも来月初めから特検捜査が開始される見込みだ。与野党議員209人が署名した特検法は前日に法司委員会全体会議に上程されたが、誰が特検を推奨するかをめぐって与・野党間の意見が交錯し、陣痛を経験した。今回の特検法は民主党と国民の党の2野党が合意して特検候補を推薦し、大統領は二人の推薦候補者のうち一人を指名するようにした。この条項を理由に与党所属のクォン・ソンドン委員長と一部の与党委員らがブレーキをかけて乗り出した。

    野党の一部で、現政府と対立の末に退いた蔡東旭(チェ・ドンウク)前検事総長を特検候補として考慮した点も、与党の気分を不快にさせた原因となった。

    舌戦の末に法制司法委員会が停会になるやいなや、鄭鎮碩(チョン・ジンソク)セヌリ党院内代表が直接クォン委員長を訪ねてきて通過を要請した。けっきょく以後は再開された会議で、今回の事件に対する全国民的関心を考慮して法案を本会議に付託することにして、与・野の対立は一段落した。

    一方、世論調査専門機関のリアルメーターがCBS「キム・ヒョンジョンのニュースショー」の依頼で16日、全国の成人525人を対象にチェ・スンシル国政壟断事件に朴槿惠 (パク・クネ)大統領がどのように責任を負うべきかを尋ねた結果、73.9%が弾劾または直ちに辞退しなければならないと答えた。具体的に見ると、過渡的内閣を構成した後すぐに辞退するべきだという意見が43.5%で最も多く、弾劾意見が20.2%で後に続いた。

    朴大統領に対する11月3週めの週間(11月14~16日)国政遂行支持率は9.9%で、前週の週間集計との対比で1.6%ポイント下がった。

    リアルメーターの平日集計で朴大統領の支持率が一桁に下がったのは今回が初めてだ。今回の平日集計は11月14~16日の3日間、全国の19歳以上の有権者1525人を対象に調査した。回答率は11.8%であり、標本誤差は95%信頼水準で±2.5%ポイントだ。詳細調査の概要と結果は、中央選挙世論調査公正審議委員会のホームページ(www.nesdc.go.kr)を参照。
  • 毎日経済_シン・ホンチョル記者/オ・スヒョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-11-18 09:05:03