記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
ニュース > 政治

朴槿恵大統領の弾劾、速度加わる

◆ 弾劾が急流に ◆ 

    △写真=法務・民政の首席が辞意。21日、キム・ヒョンウン法務部長官とチェ・ジェギョン青瓦台民政首席が朴槿恵大統領に辞意を表明した。 23日、政府果川庁舎の法務部庁舎で入るキム長官。右は4日、朴大統領の対国民談話に参加したチェ首席。 [キム・ジェフン記者/ハン・ジュヒョン記者]

    金武星(キム・ムソン)前セヌリ党代表が来年の大統領選挙不出馬宣言と、朴槿恵大統領の弾劾を主導するという立場を明らかにして、弾劾政局に加速がついている。野党圏とキム・ムソン前代表を中心とした非パク系が手を握り、朴大統領の弾劾を推進するならば、早ければ来月初めに国会で弾劾発議と議決が可視化する見通しだ。

    23日、キム・ムソン前代表は国会で緊急記者会見を開き、「いま野党は弾劾に対してそれぞれ小利口に立ち回って躊躇している」とし、「新しい保守を作ってまた国民に対する責任を負うという意味から、党内で弾劾発議の先頭に立っことにした」と明らかにした。

    弾劾議決の定足数の可否と国務総理の先行任命手順などをめぐって弾劾議論が手に負えない状況から、キム前代表が弾劾を通じた非パク系の結集という政治的勝負を投じたわけだ。

    キム前代表は、「朴槿惠 (パク・クネ)政権の発足に一翼を担った者として、直前の党代表として国家的混乱に責任を痛感する」とし、「私の政治人生の最後の夢だった大統領選挙出馬の夢をあきらめたい」と述べた。

    朴大統領とセヌリ党の支持率が急転直下した状況で、キム前代表本人が次期大統領選挙の選手として打って出るよりも、保守改革と結集を通じて「キングメーカー」の役割を果たすという意味に読まれる。キム前代表は離党するかどうかについては、「まずはセヌリ党の中で、朴大統領に対する弾劾推進から行う」と即答を避けた。

    すでに党内残留の意思を明らかにし、セヌリ党改革を公言した劉承旼(ユ・スンミン)議員との連携可能性が予想される部分だ。非パク系の首長であるキム前代表が弾劾参加の意思を表明したことで、野党の弾劾推進にも弾みがついている。すでに弾劾推進の実務機構を発足させたことに加え、民主党と国民の党は議決定足数である「国会議員200人」を確保するために、セヌリ党の非パク系を中心に説得作業に総力を傾けている。弾劾に賛成している与党議員の数が安定圏に入ると、26日の大規模ろうそく集会以後の来週初めに弾劾訴追案の発議に乗り出す計画だ。
  • 毎日経済_チョン・ボムジュ記者/オ・スヒョン記者/イ・ヒョンジョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-11-23 22:32:03