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「オキシー加湿器」シン・ヒョンウ元代表に懲役20年の求刑
ジョン・リー前代表は10年の求刑
- 加湿器殺菌剤を製造・販売し、数多くの乳幼児の肺を損傷して死亡させた疑いで起訴されたオキシー・レキット・ベンキーザー（オキシー / 現RBコリア）のシン・ヒョンウ元代表（68 / 拘束）に検察が懲役20年の重刑を求刑した。
29日、ソウル中央地裁刑事合意28部（部長判事チェ・チャンヨン）の審理で開かれた結審公判で、検察は「シン元代表は、今回の大惨事の根であり根源だ。企業利益のために、消費者の安全を犠牲にした経営陣として誰よりも厳重な処罰が避けられない」と明らかにした。また、「虚偽広告で消費者をだまし、乳幼児を理由も分からぬまま死なせ、親たちは一生罪悪感に苦しめられた状態で生きていくようにした」と強調した。
加湿器殺菌剤で命を失ったチェ・ダミンちゃんの母親はこの日、法廷に出て「幼い子たちが目の前で息を詰める姿を思い浮かべてみろ。恐ろしさのあまりお母さんお父さんを呼ぶのに無気力に眺めるしかなかった」と回想した。
シン前代表は、2000年に毒性化学物質であるポリヘキサメチレングアニジン（PHMG）の安全性を検証しないまま「オキシーすっきりNew加湿器当番」を製造・販売し、死傷者181人（死者73人）を出した疑い（業務上過失致死など）で起訴された。検察は、ジョン・リー前オキシー代表（48）と加湿器殺菌剤「セピュ」を製造・販売して27人の被害者を生んだバタフライエフェクト元代表のオ氏（40 / 仮名）には、それぞれ懲役10年を求刑した。
シン元代表らの宣告は来年1月6日に行われる予定だ。 - 毎日経済 キム・ユンジン記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2016-11-30 09:02:28
