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青瓦台の「文化界のブラックリスト」は実際にあった

    趙允旋(チョ・ユンソン)文化体育観光部長官は9日、政治的性向などを理由に9000人余りの文化・芸術家に対する政府支援を排除したという、いわゆる「文化界のブラックリスト」の存在を事実上認めた。

    ただし、ブラックリストの存在を今年初めに職員から報告を受けて知り、9000人余りのうち約770人は政府の支援を受けたことが分かった点から見て、ブラックリストが完璧に作動してはいなかったと主張した。

    趙長官はこの日、「チェ・スンシル(崔順実)ゲート」の真相究明のための国会国政調査特別委員会の聴聞会に証人として出席し、議員たちの再三の追及に「今年初めに(ブラックリスト文献の存在を)確定的に芸術局長から報告を受けた」と伝えた。

    趙長官は、「芸術家たちの支援を排除するそのようなリストはあったと判断している」とし、「このリストが本当にあったなら、実際に作動したのか、一度点検してみようと言った。そのため何度も点検したが、その中に770人余りが支援を受けたことが確認された」と明らかにした。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 / 写真=イ・チュンウ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-01-09 18:59:13