記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
ニュース > スポーツ

全世界の冬季スポーツのスターに会える…「プレビュー平昌五輪」

    祭りを開く韓国国民にとっては「プレビュー平昌冬季オリンピック」。とは言うものの、1年後に同じ場所で金メダル戦争を繰り広げる選手たちには「最終模擬試験」に相違ない。まさに2018平昌冬季オリンピックを1年あまり前にして、平昌と江陵で開催されるテストイベントだ。

    全世界の冬季スポーツのトップスターたちを一堂に見ることのできる貴重な機会。来る9日、2018平昌冬季オリンピック開幕1年を控えて、これよりも確実に「ブームアップ」できることはない。さらに大会の「格」が違う。最高技量の選手たちが参加する、世界選手権とワールドカップ大会だ。

    特に2月に開催される大会は、流行の言葉で「テバク(大当たり)」だ。なんと9つのテストイベントが集まっている。

    冬季スポーツ種目のトップクラスの選手たちが、1年後に開催されるオリンピックを想像して対戦するだけに、技量も最高潮に上がっている。おかげで平昌と江陵はこれまで以上に熱い熱気に包まれた。

    テレビでのみ見ていた世界的な冬季スポーツスターたちを直接見ることができる最高の機会だ。

    まさに目の前で彼らのすごいスピードと、想像をこえる妙技を直接見ることができる。手に汗を握るスリル。直接見るならその魅力にすっかりハマリこむしかない。

    まず「スピードスケート長距離の皇帝」スベン・クラマー(オランダ)は、すでに韓国に到着して時差ぼけを調整している。男5000メートルオリンピック3連覇を平昌で達成するために、今シーズンのすべてのコンディションをスピードスケート種目別世界選手権大会に合わせた。

    これだけではない。 「スノーボードの帝王」ショーン・ホワイト(米国)の疾走を直接見ることができる。多くの若いスノーボーダーたちがテストイベントを心待ちに待っている理由だ。

    最も熱い「模擬試験」をおこなう種目はフィギュアスケートだ。特に男子世界ランキング1位であり、2014年のソチ五輪金メダリストの羽生結弦(日本)、最近の米国フィギュア選手権大会でなんと7回のクワッドラッフルジャンプに成功したネイサン・チェンと、2014年ソチ五輪銀メダリストのパトリック・チャン(カナダ)など、名前だけ聞いてもときめく「氷の曲芸師」が一堂に集まる。

    最近負傷から復帰した「スキーの女帝」リンゼイ・ボン(米国)も、韓国で疾走する姿を見ることができる。

    もちろん、表彰台の上に立つ韓国の種目別エースも総出動する。

    韓国は平昌で金メダル8個を含む計20個のメダルで、総合順位4位以内に入るという目標を立てた。主人公は最近、ワールドカップ優勝など頭角を現しているスケルトンのユン・ソンビンをはじめ、ボブスレー2人乗りのワン・ユンジョンとソ・ヨンウと、江陵でスピードスケート女子500メートルオリンピック3連覇を狙うイ・サンファ、スピードスケート長距離エースのイ・スンフンとキム・ボルム、クロスカントリーのキム・マグノス、バイアスロンの帰化選手であるソ・アンナとエカテリーナ・アブバクモワなどが出師の表を投じた。

    テストイベントの魅力は「コンチャ(無料)入場」だ。

    でも急いで。ノルディック複合、ボブスレー・スケルトン、スピードスケート、クロスカントリースキーはテストイベントのホームページ(www.hellopyeongchang.com)で事前に無料入場券を申請しなければならない。

    2月に開催される9つのテストイベントのうち、4大陸フィギュア選手権大会のみ有料だ。もちろん大会ごとに有名芸能人の招請公演、開催市・郡の支援公演が開かれて景品イベントも行われる。
  • チョ・ヒョソン記者 / 写真=文化体育観光部 | 入力 2017-02-01 17:08:22