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アン・ビョンフンの長打…「フェニックス・オープン」でPGA初勝利に挑戦

    世界で最も騒々しくてにぎやかなゴルフ大会にあげられる「ゴルフ解放区」、米プロゴルフ(PGA)ツアー「フェニックス・オープン」初日、「コリアン・ブラザーズ」が先頭圏に名前を上げてさわやかなスタートを期した。

    先鋒は安秉勲(アン・ビョンフン、26)だ。アン・ビョンフンは3日(韓国時間)、米アリゾナ州スコッツデールのTPCスコッツデール(パー71)ゴルフ場で開かれた大会の1ラウンドで、1イーグル・3バーディーをたばねて5アンダー66打を記録した。 7打を減らし、単独首位に立ったマット・クーチャー(米国)に2打差の共同4位に上がったアン・ビョンフンはこの日、アイアンショットが軽く揺れたが快調のパット感覚で打数を減らした。

    アン・ビョンフンはこの日、平均309ヤードに至る長打を放ち、フェアウェイ的中率64.29%を記録した。グリーン的中率も77.78%に過ぎなかったが、快調のパッティング感覚でボギーのない一日を過ごすことができた。

    この日の10番ホールから出発したアン・ビョンフンは、13番・14番ホールで連続バーディーに成功した後、17番ホール(パー4)でティーショットがフェアウェイをはずしたものの、精巧なアイアンショットでホールにきっちりとくっつけて、軽くまた再び1打を減らした。後半ホールの3番ホール(パー5)では、アン・ビョンフンの長打が光った。このホールでティーショットを320ヤードほど飛ばしたアン・ビョンフンは、2番目のショットでグリーンを直接攻略してホール3.5mのイーグルチャンスを作った後、一気に2打を減らすことに成功した。

    気持ちの良いスタートをしたアン・ビョンフンは、今シーズンは不振をはらってPGA初優勝まで狙うことができるようになった。先月22日、欧州プロゴルフツアーのアブダビHSBC選手権共同13位で2017年を開始したアン・ビョンフンは、先週行われたPGAツアー「ファーマーズ・インシュアランス・オープン」では、共同49位で不振だった。

    アン・ビョンフンに1打差の、共同9位の位置にはカン・ソンフン(30)が名を連ねた。この日、日没のために17番ホールまでしかゲームできなかったカン・ソンフンは、15~17番ホールで3連続バーディーに成功するなど18番ホールを行えない状態で、4アンダーでリッキー・ファウラーとブルックス・ケプカ(以上米国)と共同9位グループを形成した。

    この大会で注目を集めた王者松山秀樹(日本)は最近の不振を放ち、「大会2連覇」の可能性を高めた。松山はこの日、ボギーなしでバーディだけ6つをつかみ出すすっきりとしたプレイで、ブレンダン・スティール(米国)とともに6アンダー65打を記録し、共同2位で出発した。非の打ちどころのないプレーだった。

    松山はこの日、平均300ヤードのドライバーショットを飛ばし、フェアウェイ的中率71.43%を記録した。アイアンショットはよりシャープだった。グリーン的中率はなんと94.44%。またストロークゲインド・パット指数が1.042になるほど、パッティングもこの日は良いスコアに一役買った。

    盧承烈(ノ・スンヨル、26)は1オーバー70打でファーマーズインシュアランスオープン優勝者のジョン・ラーム(スペイン)やジョーダン・スピース(米国)らと同等の成績を出したが、「長兄」崔京周(チェ・ギョンヂュ、47・SKテレコム)とキム・シウ(22・CJ大韓通運)はそれぞれ1オーバー72打と4オーバー75打で不振な姿を見せた。
  • チョ・ヒョソン記者 | 入力 2017-02-03 15:46:02