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[アンケート] 「コネ」も実力? 上流階級のほとんどは運で成功?

    一連の国政壟断事態を経験し、韓国社会はより透明な社会を望んでいる。今回の大統領選挙でもそんな気流がはっきりと現れている。社会指導層に対してより高いレベルの道徳的義務、すなわち「ノブレス・オブリージュ」の精神が要求される。

    上流層の道徳的義務を当然だと感じて自ら積極的な寄付活動を広げる先進国とは異なり、韓国社会でそのような姿を見つけるのは難しかったのが現実だ。

    現在持っている富と権力が当たり前だと思い、悪用しようとする姿も多く見られた。

    エムブレインのトレンドモニターは、全国満19~59歳の成人男女1000人を対象にアンケート調査した結果、全体の回答者の4%だけが韓国社会で「ノブレス・オブリージュ」がよく実践されていると答えた。

    上流層が自分の利益に敏感だという意見には全体の10人中9人(90.4%)が共感したが、公共の利益を増やすために努力しているという視覚(5.7%)は少数に過ぎなかった。

    特に、全体の回答者中の56.8%は「韓国の上流層は、ほとんどが自分の実力より運や便法で成功した人」と答えて目を引いた。

    最も道徳性が低い上流層の集団は、まさに国会議員や政治家だ。これらが道徳的だと答えた回答者はわずか1.3%にとどまった。

    財閥・大企業の役員(1.7%)・高位公務員(2.1%)・法曹(6.1%)・ジャーナリスト(6.9%)もまた道徳的な集団だと見られていない。

    「ノブレス・オブリージュ」を実践する重要な第一歩として、「透明な納税」(87.1%、複数回答)を挙げる人が多かった。

    「仕事に対する専門性と透明性を強化しなければならない」(76.1%)という声も大きかった。

    低所得層と疎外階層の直接寄付(54.2%)・様々な金銭寄付(42.4%)のような富の「社会還元」が必要だという回答も後に続いた。


  • 毎経エコノミー カン・スンテ記者 | 入力 2017-05-01 08:24:17