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「文政府5年」の下絵を描く「国家計画委」作る

◆ ムン・ヂェイン時代 ◆ 

    △写真=秘書陣と青瓦台を回りながらのコーヒータイム:就任二日目を迎えたムン・ジェイン大統領は11日午後、上着を脱いだままで新任の首席秘書官らと一緒に、片手にコーヒーを持って青瓦台のなかを散策している。左からチョ・グク民政首席、クォン・ヒョクキ春秋館長、ムン・ヂェイン大統領、イ・ヂョンド総務秘書官、チョ・ヒョノク人事首席、イム・ヂョンソク大統領秘書室長、ユン・ヨンチャン広報首席。 [キム・ヂェフン記者]

    文在寅(ムン・ヂェイン)大統領は11日、初代青瓦台民政首席に非検察出身の進歩改革学者であるチョ・グク ソウル大学法学専門大学院教授(52)を任命した。人事首席には女性政策の専門家である趙顕玉(チョ・ヒョノク)梨花大学招聘教授(61)、広報首席はメディア専門家の尹永燦(ユン・ヨンチャン)前ネイバー副社長(53)、総務秘書官には李正道(イ・ヂョンド)企画財政部行政安全予算審議官(52)、春秋館長にはクォン・ヒョクキ前民主党選挙対策委員会上級副報道官(49)をそれぞれ任命した。初代国務調整室長には政策企画分野に精通した経済官僚の洪楠基(ホン・ナムギ)未来創造科学部1次官(57)を選任した。

    ムン大統領は就任二日目のこの日、2回めの参謀陣人選を通じて若く躍動的に働く青瓦台構想を披露した。

    チョ・クグ民政首席は釜山出身の改革主義法学者として、社会的弱者のために積極的に意見を開陳してきた。チョ首席はムン大統領が2回の大統領選挙を行うあいだ遊説戦に同参するなど、たゆまない縁を結んできた。

    趙顕玉(チョ・ヒョノク)首席は初の青瓦台女性人事首席として名前を上げた。チョ人事首席は参与政府時代に青瓦台「高位公職者人事検証諮問会議」委員を経て、均衡人事秘書官を務めた。チョ人事首席は青瓦台・内閣・公企業の全般で均衡人事を実現しながら、同時に女性の「ガラスの天井(glass ceiling)」を破る人事システムをデザインする予定だ。

    尹永燦(ユン・ヨンチャン)広報首席は全羅北道の全州出身で、東亜日報の政治部記者とネイバー副社長を経て、大統領選挙時の民主党選挙対策委員会SNS本部長を務めた。大統領選挙当時、大韓民国最初の政策ショッピングモール「ムン・ジェイン1番街」、全国を覆う「青いキャンペーン」などを成功に導いた。

    慶尚南道の陜川(ハプチョン)が故郷のイ・ヂョンド総務秘書官は、地方大学を出て7級公務員公開採用で企画財政部に入った後、予算政策能力を認められて局長にまで上がったが、今回サプライズ抜擢された。

    洪楠基(ホン・ナムギ)国務調整室長は「行試(行政高等考試)29期」出身で公職につき、企画財政部などの経済部処で主に働いた。ホン室長はイ・ナギョン首相候補を支持しつつ、部処間の懸案調整業務に乗り出す予定だ。

    ムン大統領は大統領職引継ぎ委員会の機能を実行する「国家計画委員会」の構成案も推進している。任鍾晳(イム・ヂョンソク)秘書室長は「大統領選挙公約の現実性を点検し、すぐさま行うことと長期的な課題に回すことを区分する作業を行う」と明らかにした。

    一方でムン大統領はこの日、黄教安(ファン・ギョアン)総理と朴勝椿(パク・スンチュン)報勲処長の辞表を受理した。また金秀南(キム・スナム)検察総長(57、司法研修院16期)はこの日、辞意を明らかにした。公式の任期は2年で今年の12月1日まで7ヶ月が残っているが、キム総長は辞意を明らかにした後、この日の午後から休暇に入った。
  • 毎日経済_カン・ゲマン記者/イ・ヒョンヂョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-05-11 18:10:18