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鍾路に2.8キロにおよぶ歩行者天国を推進…週末の都心は「巨大な広場」に

    • < ソウル市が推進する鍾路週末歩行専用道 >

    ソウル市は、鍾路世宗路交差点から興仁之門(東大門)までの2.8キロメートル区間を週末と祝日は「車のない通り」にする方案を推進している。ソウル市はこのような内容が盛り込まれた「鍾路歩行専用道の造成方案用役」を発注したと24日明らかにした。これにより、早ければ今年下半期から鍾路一帯往復8車線の道路が休日と祝日の特定の時間帯に歩行者天国として運営される見通しだ。

    ソウル市の関係者は24日、「車のない通りの具体的な範囲が定められて迂廻路のような交通対策が完成したら、下半期から1年間定例的にイベントや祭り形式で運営したあとに2019年から地域商圏と連携して常時稼働する計画」と伝えた。

    世宗路交差点から興仁之門までの区間は往復8車線通りであるうえバス路線が多い。このためソウル市は、市民の不便を減らすために鍾路一帯を歩行特区に指定して車両全体を制御する方法、またはバスのみ通行可能にする方法などいくつかの方案をめぐり悩んでいる。歩行専用道の指定範囲も、人と車両通行が多い鍾路1~2街のみ歩行専用道に運営する方案、人が少ない鍾路4~5街のみを運営する法案などを検討中だ。これとともに鍾路中央バス専用車道が完成したら、それに応じて変化する一帯の交通・歩行状況なども計画に反映する予定だ。

    ソウル市の関係者は、「鍾路を歩きやすい道にするための計画を全体的に検討する段階」とし「鍾路区・住民・商人などの意見を総合的に収束して決める」と伝えた。

    鍾路が歩行専用道として運営されると、世宗路や清渓川、そして最近オープンしたソウル路7017(旧ソウル駅高架道路)まで歩いて接続される「歩行ネットワーク」の構築が可能となり、パク・ウォンスンソウル市長が標榜している「歩行都市ソウル」にさらに近づくことが期待される。

    ソウル市は、鍾路歩行専用道を世運商街(セウンサンガ)一帯の再生事業である「再び歩く世運」プロジェクトと連携する方案も検討する。ソウル市は宗廟から南山を南北に結ぶ都心歩道を造成するため、現在宗廟~世運~大林商街デッキを整備している。8月には宗廟~世運商街区間に「再び世運広場」を造成し、清渓川を通過する空中歩行橋を作る予定だ。鍾路歩行専用道とデッキの整備が完了したら、世宗路交差点から始まって宗廟・南山をつなぐ歩行軸の接続も可能となる。

    一方で、都心圏の歩行専用道はパク・ウォンスン市長の代表政策だ。すでにソウル都心のいくつかの場所は歩行専用道として運営されている。光化門三叉路から世宗路交差点まで続く550メートルの世宗路をはじめ清渓川路(880メートル)・徳寿宮道(310メートル)・東大門デザインプラザ近くの奨忠壇路(310メートル)などが週末などが特定の時間帯に車両の進入を防いで歩行者のための道路として運営されている。ソウル市庁の後ろにある武橋路(200メートル)も最近に平日の昼には歩行専用道として試験運用されている。
  • 毎日経済 キム・ジェグァン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-05-25 08:40:05