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山越えまた山…難関続きのメジャーリーガー柳賢振
- 「コリアンモンスター」リュ・ヒョンジン（30、柳賢振、LAドジャース）は7イニング7三振無失点で快投を繰り広げて完璧な復活を知らせた翌日、再び先発残留を心配する境遇に追い込まれた。ひと言で「山越えまた山」の状況だ。
LAドジャースは1日（韓国時間）、テキサス・レンジャーズとのトレードを通じて有望株3人をさしだしてダルビッシュ・有（31）を獲得した。
「エース」クレイトン・カーショウが腰痛で故障者リストに上がるやいなや、弱化した先発陣を強化するための目的だ。
同時に、ワールドシリーズ優勝競争のための準備でもある。これにより、ドジャースはカーショウとリュ・ヒョンジン、ダルビッシュとリッチ・ヒル、前田健太とアレックス・ウッドとブランドン・マッカーシーまで、先発投手だけで7人を保有することになった。
まだリュ・ヒョンジンにチャンスはある。現在、カーショウとマッカーシーが故障者リストに上がっているからだ。しかし彼らが復帰すれば、これまで以上に熾烈な「選抜戦争」が繰り広げられる見通しだ。
まずカーショウとウッド、ダルビッシュは確実に「3先発」に分類される。ダルビッシュは今季6勝9敗、平均防御率4.01にとどまったが、ポスティングシステム（非公開競争入札）を経てテキサスのユニフォームを着て、ビッグリーグの舞台を踏んだ2012年からチームの第1選抜で活躍してきた。
2015年に肘の手術を受けて一年を丸ごと休んだが、ボールの威力と耐久性はすでに検証された。
これに加えてヒルも負傷がない限り選抜の席は確定的であり、リュ・ヒョンジンは前田やマッカーシーと残りの席をめぐって激しい競争を繰り広げるものと見られる。 7人の先発陣の構成も、リュ・ヒョンジンには悪材料だ。現在、安定して席を占めている4人のうち3人が左腕だ。リュ・ヒョンジンが5人目の選抜に上がった場合、左腕投手が5人のうち4人にもなる。チームの立場からは理想的な形ではない。
もちろん「正面突破」が答えだ。
リュ・ヒョンジンは負傷から復帰した後、2試合で12イニング2失点するなど良い姿を見せた。先月31日に出場したサンフランシスコ戦では、7イニング無失点で最高の投球を披露した。機会があるときはつかまねばならない。
リュ・ヒョンジンは6日、ニューヨーク・メッツとの遠征試合に先発登板すると予想される。 - 毎日経済 イ・ヨンイク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-08-01 17:08:58
