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トランプ大統領 「米国が軍事行動に出れば、北には非常に悲しい日に」

    ドナルド・トランプ米国大統領は「北韓(北朝鮮)への軍事行動は避けることを望むが、軍事行動は明らかにオプションのひとつだ」と話した。トランプ大統領は7日(現地時間)、ホワイトハウスでクウェートのサバーハ・アル=アフマド・アル=ジャービル・アッ=サバーハ国王と首脳会談を行った後の共同記者会見でこのように明らかにし、「もしも軍事行動をとることになれば、その日は北韓にとって非常に悲しい日になるだろう」と伝えた。

    これは北韓が9月9日の政権樹立記念日を迎えて追加挑発に乗り出す可能性を事前に遮断し、中国には国連安全保障理事会で推進している新しい対北制裁決議案に賛成するように圧迫するメッセージとして解釈される。しかしトランプ大統領は、「軍事行動は避けられないのか」という質問に対しては、「いいや。避けられないことはない」とし、中国と北韓の態度の変化に応じて米国が軍事オプションを使用しないという意志も表明した。

    一部で提起された朝・米の対話可能性については「25年間、歴代大統領は北韓との対話、対話、また対話だったが、北韓は合意の翌日すぐに核開発を続けた」とし、「私は過去の政府とは異なり、交渉をテーブルの上には置かない」と一蹴した。

    ホワイトハウスの高位関係者はこれと関連して別途のカンファレンスコールを行い、「北韓を核保有国と認める可能性はほとんどなく、いくつかのオプションの中に軍事的オプションも明らかに含まれている」とし、「米国が同盟を保護しようとする意志を、北韓政権が過小評価しないことを願う」と警告した。

    一方、北韓は政権樹立記念日の9日を迎え、追加挑発する可能性が懸念される。

    8日、趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は記者らと会って、「北韓は9・9節で再びミサイル発射実験・挑発を続ける可能性がある」とし、「そのような側面から政府では対応策を講じている」と話した。

    北韓は第6回目の核実験に続き、米国に対する脅威を継続するために大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星-14型」を通常の角度で、太平洋に向かって発射することがあるという観測が提起されている。
  • 毎日経済 ワシントン=イ・ジンミョン特派員/ソウル=アン・ドウォン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-09-08 23:59:33