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「誰も来ない」…蜃気楼を追う仁川松島国際都市

    仁川松島(ソンド)は、10年以上前に韓国の新たな経済成長動力を見いだすとして埋め立てられた場所だ。

    国内外の企業らを誘致しようと、汝矣島(ヨイド)の数倍に達する土地を設けた。

    ところが継続して問題が生じてきたのだが、最近に開発事業者の公募がまたしても霧散したという。

    広い平地の上に高くそびえる建物たち。

    名前は経済自由区域だが、よく見ると大部分がアパート団地だ。

    仁川のテヘラン路、仁川のシリコンバレーを作るといっていた敷地は、10年以上のあいだ空っぽのままだ。

    2007年に仁川市が現代とサムスンを引き込んで建設するといった「仁川タワー」。第2ロッテワールドタワーよりも高い151階建ての建物は、すでに失敗に終わって久しい。

    その巨大な建物に入居する国内外の企業が全くいなかったためだ。

    方法が無いと、仁川市は後ろに見える大きな湖公園の周辺120万平方メートルの土地を造成して開発事業者を再募集したが、4か月間の交渉の末に再び失敗した。

    やはりアパートとオフィスビルの需要があるだけで、経済自由区域にふさわしい国内外の企業入居の需要は無かったという話だ。

    仁川市は、必然的に交渉を中断させたと話した。

    問題はこれからだ。汝矣島の面積の3倍を超える土地に、これまでに誘致をした国内外の企業はポスコ建設ソウル事務所、大宇インターナショナルなどを合わせて10社にもならない。

    これといった投資誘致対策もない状態で、いつごろに事業が軌道に上がるのか分からない状態だ。
  • MBNニュース ノ・スンファン記者 / 写真=MBN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr | 入力 2017-09-21 10:43:00