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「分別しろというが、残飯はどこに?」…ファストフード店の矛盾

    ファストフード店では、利用客が食べたゴミは本人が自ら片付ける。

    ところが、残った食べ物を別に捨てる場所が無いため、分別をしたくてもすることができない状況だ。

    ファストフード店で、ある女性がプラスチックのふたを持って戸惑ったのち、一般ゴミの場所に捨てる。プラスチックの分別を行うゴミ箱が、別に存在していないためだ。

    他の業態は、残飯用のゴミ箱が全く存在しておらず、食べ物が混ざったゴミも丸ごと注ぎ込むほか方法はない。

    ソウル広壮洞に住むキムさんは、「リサイクル用ゴミ箱が無ければ捨てることができるスペースが限られるため不便で、集めて捨てるようになってしまうと思う」と話した。

    有名ファストフードブランドごとに各1か所ずつ以上、計9か所を調べてみた。結果、半分程度が生ゴミ専用ゴミ箱がないか、あるいはリサイクル用ゴミ箱が別に存在しなかった。

    ファストフードを食べて発生したゴミだ。プラスチック製のフタやストロー、紙容器のように簡単にリサイクルができるものも、一般ゴミと一緒に捨てられている。

    従業員らがゴミ箱をあさって分別しなければならないが、力不足なのが現状だ。

    ファストフード店から捨てられたゴミ袋を開けてみると、生ごみやリサイクル用品が容易に目立つ。

    いくつかの企業は自らリサイクルを行うと協約を結び、取り締まりも受けずにいるが守っていない。

    資源リサイクルのための実質的な対策が切実だ。
  • MBNニュース ペ・ジュンウ記者 / 写真=KBS放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr | 入力 2017-09-21 19:31:00