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米戦略兵器、早ければ年末から韓国出動を定例化

  • ■ 米戦略兵器の循環配置を拡大

    韓・米は早ければ年末から米戦略兵器の循環配置を拡大することが伝えられ、どのように行われるのかが関心事となっている。これまで北韓(北朝鮮)の軍事挑発に対応して行われた米戦略兵器の投入が、今後は回数と規模の面で増加し、時期も定期的になると予想される。

    政府関係者は28日、「西太平洋で訓練と作戦を行う米軍の戦略資産が、今後は韓半島の近隣でも追加任務を遂行するように、循環配置の拡大が行われるものとみられる」と話した。米太平洋司令部所属の空軍と海軍の戦略兵器は南シナ海とインドネシア海域など、韓国とは距離の遠いところで訓練を行ったあと、韓半島近くに展開して再び作戦に乗り出す可能性が高まった。

    韓・米はB-1B爆撃機と原子力潜水艦・空母などの戦略兵器の出動を定例化しつつ、回数を増やす案も協議中であることが分かった。国防部の関係者は、「韓半島作戦海域に空母を循環配置する案と、さらに空軍戦力まで追加して循環配置の効果を極大化する方案を協議していくつもりだ」と説明した。日本の横須賀基地を母港とする原子力空母ロナルド・レーガンのほか、太平洋司令部所属の原子力空母カール・ビンソンやジョン・C・ステニスも韓半島海域により頻繁に姿を現わすものと予想される。

    一部の戦力は循環配置形式で、韓国に前進配置する案も検討されていることが分かった。沖縄に配置されたF-22ステルス戦闘機は、優れた隠密浸透力とバンカーバスターを利用した精密打撃能力のために、北韓指導部に恐怖の対象として知られている。日本の岩国基地に配置されたF-35Bステルス機も、北韓の防空網を突破して核心施設を打撃することができる。これらの戦力を在韓米空軍の烏山基地または群山基地に、3ヶ月などの周期の循環配置する案が有力とされる。

    米戦略兵器関連の事項は、来月にソウルで開かれる韓米軍事委員会(MCM)と安保協議会(SCM)を通じて具体化されるものと予想される。

    一方、青瓦台国家安保室で「10月10日もしくは18日前後、北韓の追加挑発が予想される」と分析したと伝えながら、2つの日付があげれられた理由が関心を集めている。 10月10日は北韓の労働党創建72周年になる日だ。北韓は主要な政治記念日を契機に挑発した事例が多い。
  • 毎日経済_アン・ドウォン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-09-29 09:28:09