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江原道・鉄原で起きた兵士死亡事故、跳弾ではなく流弾による事故であることが判明

  • 江原鉄原(チョロン)の陸軍6師団所属の故イ某上兵の銃撃死亡事件が、当初に知られていたような「跳弾(ちょうだん)」による事故ではなく近くの射撃場から直接飛んできた「流弾」による事故であることが判明したなか、事故現場の近くからも数十発の流弾の痕跡が発見されたことが明らかになって衝撃を与えている。

    先立ってイ某上兵は先月26日、江原道鉄原で陣地作業を終えて小隊員らと歩いて部隊復帰をしていた最中に頭に銃弾を受けて死亡した。当時軍当局は、イ某上等兵は跳弾(銃弾が飛んでいるときに他の障害物に触れて弾道から離脱した銃弾)と推定される銃弾に当たって死亡したと説明したが、そのあとに跳弾ではなく流弾による事故である可能性が高いという疑惑が提起された。

    死亡したイ某上兵がいた位置と射撃中だった射撃場の距離が約340メートルで、K-2小銃の有効射程である460メートルの半径内だった。また、射撃場からイ某上兵の位置までに銃弾が当たった痕跡がある障害物がなかったことも疑惑の理由だった。

    最終的に、国防部特別調査本部は9日、跳弾ではなく流弾を最終死亡原因として発表した。イ某上兵の事故現場近くの木からも、70発余りの弾痕跡が発見されたことが分かった。

    今回の調査結果に基づいて国防部は、訓練制御に失敗した射撃訓練部隊の中隊長と、射撃訓練の銃声を聞いても兵力移動を停止したり安全な道路に迂回しなかった兵力引率部隊の小隊長・副小隊長など合計3人の業務上過失致死の容疑を適用し、拘束令状を申請する予定だ。
  • シックニュース ホン・ヘミン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-10-10 18:45:00