記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
ニュース > 総合

「交渉人∼テロ対策特捜班」リュ・ヨンジェ作家、盗作訴訟で勝訴

    MBC『犬とオオカミの時間』、tvN『ライアーゲーム』、tvN『交渉人〜テロ対策特捜班』で知られたリュ・ヨンジェ作家が盗作訴訟で勝訴し、これまで積もった疑惑をすっきり洗い流した。

    『交渉人〜テロ対策特捜班』の制作社コンテンツK側は14日、ウェプトゥン(ウェブ漫画)作家コ・ヒジン(ペンネーム:コ・ドンドン作家)の盗作訴訟と関連した公式の立場を伝えた。

    コンテンツKによると、ソウル中央地方法院(裁判所)は先月20日に開かれた著作権侵害に対して原告が提起した損害賠償請求訴訟で、コンテンツKとリュ・ヨンジェ作家の手をあげた。

    先立ってコ・ヒジン作家は、2014年に漫画のシナリオ『循環線』をある公募展に出品し、その後リュ・ヨンジェ作家が執筆したtvNドラマ『交渉人〜テロ対策特捜班』が自身のシナリオを盗作したと主張して訴訟を提起した。

    しかし、裁判部は「著作権侵害の有無に関してみれば、両作品は部分的・文言的に同じ部分がないことはもちろんで、事件の基本骨格およびあらすじ、登場人物の設定、核心人物の性格など包括的にも類似性がない」と判断した。

    また、予備的に請求した不法行為の有無についても、「ドラマのシナリオが原稿を盗作したり、違法に商業的に利用したと見る証拠がない」と原告の請求をすべて棄却した。

    原告側が控訴せず、その判決は14日に確定した。

    これと関連し、コンテンツK側は「この事件は著作権委員会で数カ月に渡って精密に鑑定をした結果、原告が実質的に類似していると主張した童話の解釈、キャラクターの対比、構成の対比、ストーリーの比較など、ほぼすべての点で両作品が違うと見た。法院はまた、両作品の重要素材、人物構図、あらすじなどが全く違うと見た」とし、「原稿のシナリオとリュ・ヨンジェ作家の『交渉人〜テロ対策特捜班』間に実質的類似性を全く認めることができなかったためだ」と明らかにした。

    コンテンツK側はまた、「アイデアや典型的な設定、伝来童話などはは創作者であれば誰でも利用でき、特定の人が独占することができないというのが法院の一貫した立場だ」とし、「この事件の場合、『交渉人〜テロ対策特捜班』ドラマがしばらく放送中だった状況で原告が自身のブログ、アゴラ請願などを通じて「リュ・ヨンジェ作家が自身のシナリオを盗作した」とし、盗作と罵倒した結果、作家と作品に多大な打撃を与えた。今回の法院の判決により、今後根拠のない無分別な盗作訴訟で創作者が苦しむことがないように願う」と伝えた。
  • 毎日経済 スタートゥデイ チン・ヒョンチョル記者 写真=『交渉人∼テロ対策特捜班』ドラマポスター | (C) mk.co.kr | 入力 2017-11-14 11:10:40