ニュース > 事件事故
40代の男装女性、居候先の恋人の親戚の家で窃盗
- 「体も細く顔は美男子のように本当にハンサムだった。私たちも顔を見て最初は男だと思っていた」
男装して交際相手の親戚の家に泊まっていたが窃盗行為を行ったA（47・女）を検挙したと全羅南道光陽警察署の担当刑事は24日に明らかにした。記者との通話でAの外見が男性のようで騙されて当然だったと舌を巻いた。
Aが仁川でキムさん（57・女）に会った時期は今年の初めだ。特定の職業がなく詐欺など前科18犯のAは普段から着飾ることがなければ男性のように見える点を利用してキムさんに接近した。
仁川で「男ではない女」と奇妙な同居をしていたキムさんは生活が苦しくなると今年7月に普段から頼ってきた義理姉イムさん（73）の全羅南道光陽の家で暮らすことにした。息子と農作業をして暮らしていたイムさんは普段から親しくしていたキムさんが可哀そうだからと、しばらく一緒に暮らすことにした。ボーイフレンドだと考えたAも一緒だった。Aは男性のふりをしながら2人の世話をし、義理の姉妹関係にあった2人はAを頼りになる男だと考えていた。
しかし、Aは同居2カ月後の今年9月、普段から知っていた暗証番号を利用してイムさんの通帳から200万ウォンを引き出してイムさんの車まで盗んで仁川に逃げた。
Aが逃げた後、普段からAが性関係を拒否して体型が異なる点などを怪しく感じた被害者はAの行跡を追跡、Aが女性であるという事実を知った。窃盗申告を受けた警察はAの住居地である仁川で聞き込みを行い、逃走から2カ月後の21日に検挙された。
警察関係者は「Aは普段から飾らなければ男性のように見える点を狙って女性に接近した。被害者もAが逃げるまで女性だとは考えていなかった」と言った。
警察に捕まったAは「私が女性と言わなかっただけで、男だとも言っていない」と男装の事実を否定している。警察はAを窃盗容疑で同日逮捕した。 - MBN | (C) mk.co.kr | 入力 2017-11-24 14:23:00
