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FIFA「IOC、ロシア出場不許可…2018年ワールドカップには影響はない」

    • < ジャンニ・インファンティーノFIFA会長 >

    国際オリンピック委員会(IOC)はロシアの平昌冬季五輪出場を不許可したことについて、国際サッカー連盟(FIFA)がロシアワールドカップに影響がないと正式に発表した。

    IOCは6日(韓国時間)、執行委員会を開き、国家主導でドーピング操作スキャンダルを起こしたロシアの平昌冬季五輪の出場を不許可にした。また、ソチ五輪当時にロシアの体育長官だったヴィタリー・ムトコ体育副総理とアレクサンドル・ジューコフIOC委員を永久除名し、ロシアオリンピック委員会には罰金1500万ドルも賦課した。ただし、ロシアの選手たちは個人資格としては平昌冬季五輪に参加できる。

    ロシアの五輪出場禁止懲戒は来年に行われるロシアワールドカップにも悪影響を及ぼすだろうという予想が多い。IOCから永久除名されたムトコ副総理は現在、ロシアワールドカップ組織委員長を務めており、今年5月までFIFA評議会委員だったためだ。

    これにFIFAはこの日、声明を出し「ロシアの選手たちの冬季五輪出場と関連したIOCの決定を知っている」とし、「この決定は2018年ワールドカップの準備には影響を与えず、FIFAは最高の大会の開催のために続けて最善を尽くす」と明らかにした。

    FIFAはこの日、ドーピング防止のためのFIFAの責任を「非常に真剣に受け止めている」とし、「誰であろうとドーピング規定に違反したという十分な証拠があるなら、適切な制裁を加える」と強調した。

    また、「来年のロシアワールドカップではドーピング検査のサンプルがロシアの外にある世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の実験室に移されて分析される」と付け加えた。
  • 毎経ドットコム MKスポーツ アン・ジュンチョル記者 / 写真=MKスポーツDB | (C) mk.co.kr | 入力 2017-12-06 10:24:00