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連準のパウエル議長、金利引き上げを示唆…ウォン急落

  • ジェローム・パウエル連邦準備制度理事会議長は27日(現地時間)、「インフレがFRBの目標値(2%)に向かって上昇しているという見解に確信を植え付ける指標が現れている」と述べた。

    市場はこれを金利の引き上げ時期が早まることを予告する信号として受け入れ、米国の株価は急落しつつ債券金利は上がるなど、金融市場がいっせいに乱高下した。

    28日、韓国金融市場でもKOSPI(コスピ)指数は外国人と機関投資家の同時売り越しの中で、前日よりも1.17%下落した2427.36まで押された。KOSDAQ(コスダック)指数も1.94%下落した。ソウル外国為替市場のドル当たりウォンは、前日よりも11.5ウォン急落した1082.8ウォンで取引きを終えた。

    パウエル議長は27日、下院の金融サービス委員会に出席して「米国経済に対する個人的な見通しは、昨年12月以降でさらに強くなった」と述べた。パウエル議長の発言後、ウォール街では「タカ派的」(金融引き締め)動きへの期待が高まり、「今年は4回の利上げ可能性」が広がった。

    米国経済指標もこれを後押しした。 1月の賃金上昇率は2.9%(前年同期比)で8年ぶりに最高値を記録し、米国が「賃上げ」によるインフレ基調に進入したのではないかという解釈がいっせいにあふれた。 1月の消費者物価指数(CPI)も前月比で0.5%上昇し、専門家らの予想(0.3%)を上回った。この日のニューヨーク株式市場でのダウ指数は予想よりも金利の引き上げ時期が早まるという懸念で299.24ポイント(1.16%)下落した2万5410.03を記録した。
  • 毎日経済_ニューヨーク=ファン・イニョク特派員/ソウル=シン・ホンチョル記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-02-28 20:18:41