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「韓半島の完全非核化...もう戦争はない」

    • 歴史的な南北首脳会談が開かれた27日、ムン・ジェイン大統領がキム・ジョンウン北韓国務委員長と板門店軍事境界線(MDL)で会って握手を交わした後、キム委員長の突然の提案で一緒に手をつないで北側地域にしばらく越境した後、ふたたび南側に戻る。北韓の最高指導者が大韓民国の土地を踏むのは今回が初めてだ。 板門店=キム・ジェフン記者



    ◆ 「4・27南北板門店宣言」平和・繁栄への道 ◆

    文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北韓国務委員長が27日、板門店の軍事境界線(MDL)で歴史的な初めての出会いを持った。南北首脳が顔を向き合わせたのは、2007年10月の盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領と金正日(キム・ジョンイル)北韓国防委員長のあいだの第2回南北首脳会談以後の11年ぶりだ。

    この日、両首脳は板門店南側の「平和の家」で南北首脳会談を2度開き、完全な非核化と核のない韓半島を実現することを共通の目標とすることに合意した。また年内に「終戦宣言」を行い、現在の「停戦協定」を平和協定に転換すると同時に、相互不可侵合意を再確認し、これを遵守することにした。両首脳はこの他に、今年の秋にムン大統領が平壌を答礼訪問すること、南北共同連絡事務所を開城に設置して対話チャンネルを常時構築することにした。

    ムン大統領とキム委員長はこの日の午後6時頃、板門店の平和の家の前庭で「板門店宣言」を共同発表した。この日の会談の核心議題である非核化と関連し、両首脳は韓半島の非核化を明文化した。ムン大統領はこれと関連し、「キム委員長と私は完全な非核化を通じて、核のない韓半島を実現することが私たちの共通の目標であることを確認した」とし、「今後は完全な非核化のために、南と北がさらに緊密に協力していくことを明らかにする」とした。

    青瓦台の高位関係者はブリーフィングで、「北韓が持つ完全な非核化の意味について、互いに共感できたと思う」とし、「(北韓の)非核化の意志を複数の経路から確認した」と語った。

    また両首脳は年内の終戦宣言を推進することにし、65年間続いた停戦体制を平和体制に代えるための第一歩を踏み出した。停戦協定を平和協定に転換する過程で、南・北・米の3者または南・北・米・中の4者会談の開催を積極的に推進することにした。停戦協定の当事国である米国と中国が参加してこそ韓半島の恒久的な平和体制が実効性を持って定着することに両首脳が意を一致させたわけだ。
  • 毎日経済4・27南北首脳会談特別取材チーム | (C) mk.co.kr | 入力 2018-04-28 08:37:54