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【訃報】慰安婦被害者キム・ボクトゥク氏死去、享年101歳…生存者27人
韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)は1日午前4時、日本軍慰安婦被害者キム・ボクトゥク氏が健康の悪化で亡くなったと発表した。享年101歳。
挺対協によると、キムさんは22歳になった年に工場に就職させてくれるという言葉にだまされ故郷の統営(トンヨン)からフィリピンなどに連れて行かれ、慰安婦被害を経験した。
以後はトンヨンに戻って1994年、慰安婦被害者として政府に公式登録し、国内・海外の証言集会に参加するなどの被害事実を知らせる活動に積極的に取り組んできた。キム・ボクトゥク氏は政府が2015年末、日本と「最終・不可逆解決」などとした慰安婦日韓合意は2011年の憲法裁判所の決定に反する行為だとし、2016年に挺対協が主導した損害賠償訴訟に原告として参加した。
キム・ボクトゥク氏の霊安室は慶南道立統営老人専門病院葬儀場に設けられた。キム・ボクトゥク氏の死去で慰安婦被害者の生存者は27人に減った。- 毎日経済_デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-07-01 13:32:00