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文大統領「韓国とインドの経済協力をさらに推進」
文在寅(ムン・ジェイン)大統領を迎えるインドの大統領と首相。インド国賓訪問3日めの10日(現地時間)、文在寅大統領はニューデリーの大統領宮殿広場で開かれた公式歓迎式で、インドのナレンドラ・モディ首相と握手している。まん中はラーム・ナート・コーヴィンド大統領。 [ニューデリー=キム・ジェフン記者]
◆ 韓・インド首脳会談 ◆
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、印ニューデリーの迎賓館でナレンドラ・モディ首相と首脳会談を持ち、「スマートシティ、電力、鉄道、道路、港湾、再生可能エネルギーなどのインドの大規模なインフラ事業に、優れた競争力を備えた韓国企業が参加できるように関心を持って協力していくことにした」と明らかにした。
特にムン大統領は、ムンバイ南部の海岸道路などの大規模なインフラ事業で韓国企業の受注が行われるようにモディ首相の関心を呼びかけた。
ムン大統領はこの日、モディ首相との公式歓迎式、単独・拡大首脳会談では、覚書(MOU)交換式と共同プレスリリースや昼食会などのスケジュールを消化した。
両国首脳は会談で、実質経済協力を土台にパートナーとして2030年までに、両国の貿易を現在の200億ドルから500億ドルに拡大する「韓・印ビジョン声明」を最初に採用した。
ムン大統領は「今こそ韓・インドの特別戦略的パートナー関係を実質化して、一段階高いレベルに発展させる適時という認識で一致した」と明らかにした。
具体的には、△首脳間の相互訪問の定例化など、両国の国民の交流拡大、△相互補完的な経済構造を活用した経済協力、△韓半島と南アジア、世界の平和・安定のための緊密な協力、△「韓・印未来ビジョン戦略グループ」など、第4次産業革命の共同対応プラットフォームの構築などだ。また、韓・印の包括的経済連携協定(CEPA)の改善交渉を早急に妥結することにした。- 毎日経済ニューデリー_カン・ゲマン記者/ソウル=オ・スヒョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-07-10 18:18:36