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ソウル市内で64人が集団感染…コールセンターで

    • 「コロナ19」現況


    ソウル市九老区新道林洞のコリアビル11階に位置する外資系の保険会社エース保険のコールセンターで、60人以上の「コロナ19」確定者が大量にあふれ出て、最大の人口密集地域であるソウルなどの首都圏防疫に非常灯が灯った。

    大邱での新天地信徒に対する検査が仕上げに入って、全国で確定者の増加傾向ははっきりと鈍化したが、首都圏を中心に散発的な大型の集団感染事例が続出し、国内のコロナ19事態が異なる節目を迎えているのではないかという診断だ。

    ソウル市によると10日午後5時現在、コールセンターのスタッフや家族など64人がコロナ確定判定を受けた。確定者のほとんどは11階のコールセンターで勤務していたことが確認され、これらを含む11階の従業員207人に対する全数疫学調査と検体検査に入った。

    調査がさらに進むと接触者数も増えることから、確定者もさらに追加されると思われる。ソウル市のパク・ウォンスン市長はこの日の午後、コールセンター感染関連の会議で、「首都圏では大規模感染事例では最大のものではないかと思う」と語った。

    集団感染が発生したビルは地下6階~地上19階建ての建物で、コールセンターは11階にある。11階では207人が働いていた。7~9階にもコールセンターがあり、約550人が勤務していたことが把握された。ソウル市と九老区は前日に確定者が大挙して発生するやいなや、11階を含む1~12階を全面閉鎖し、残りの13~19階は居住者に自己隔離を案内した。

    ソウル市は市内全域のコールセンターを緊急点検することにした。パク市長は「コールセンターのように、多くの人員が狭い空間で勤務する環境の会社と協力し、緊急に点検する」と述べた。


    ※関連記事「九老区のコールセンターで集団感染…なぜ?
  • 毎日経済_パク・マンウォン記者/チェヒョンジェ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-03-10 17:58:35