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韓、防疫当局が警告…「コロナ、短期終息は難しい」

今年の冬に2次流行の可能性 

    • 4月20日午前0時の感染状況


    全国的に「コロナ19」新規患者の急減傾向が続いている中で、防疫当局は今年の冬の再流行の可能性を警告した。

    中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は20日の定例ブリーフィングで、「コロナ19は流行と緩和を繰り返し、冬場になるとウイルスの発生しやすい環境で大流行につながる可能性があると思う」と警告した。チョン本部長は「コロナ19が軽症や無症状で進行して伝播率も高く、専門家らは現在のコロナ19の流行がすぐに終息しにくいと考えている」とし、「感染後の免疫形成過程や免疫持続などについて明らかになったこともなく、長期戦に向かうと予測する」と付け加えた。コロナ19の土着化の可能性に対し、チョン本部長は「免疫形成や流行の進行状況を見てこそ判断できるが、1年あるいは数年間の長期のあいだ流行が持続する可能性もある」と診断した。

    チョン本部長はこのように再流行の可能性を警告したが、この日から「社会的距離維持」が緩和され、学習塾やスポーツ施設が続々と再オープンするなど、通常の日常活動が速度を出している。釜山市によると、ほとんどの公共屋外体育施設の運営を来る24日から再開する。公共機関が運営するプール、バドミントンコート、卓球場のほか屋外スポーツ施設であるテニス、フットサル、バスケットボールコートなどは正常に利用することができる。

    600人以上の感染者が発生したソウル地域では、去る19日には新規感染者が0人を記録した。コロナ19の新規感染者が発生しなかったのは先月3日以来で47日ぶりだ。しかし、20日に江西区で釜山市海雲台区在住の80代の男性が確定判定を受け、新規感染者数ゼロの記録は「一日天下」になってしまった。

    新規感染者が一桁に大幅に減った大邱市は、去る2月18日に初感染者発生後の62日間のあいだ一日も欠かさずに進めてきた「コロナ19定例ブリーフィング」を19日に終了した。

    海外流入の累積確定者数は1006人で、1000人を超えて全体確定者の9.4%を記録した。
  • 毎日経済_チョン・スルギ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-04-20 17:55:03