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コーロンインダストリー、アラミド生産設備の増設検討

    • コーロンインダストリー産業資材の部門実績


    コーロンインダストリーはスーパー繊維と呼ばれる「アラミド」の生産設備増設を終えてからわずか5ヶ月で追加の増設検討を開始した。コロナ19にもかかわらず「アンタクト」の拡散による5G産業の活性化で、ケーブルに使用されるアラミドの需要が爆発的に伸びているからだ。

    3日の業界によるとコーロンインダストリーは現在、アラミド生産施設の追加増設を議論していることが分かった。コーロンインダストリーは今年1月に亀尾工場のアラミド生産量を、従来の生産量の25%に当たる1500トンを増設した。現在の生産量は年産7500トンに達する。

    増設を終えてわずか6ヶ月ぶりに追加の増設議論に乗り出した理由は、品物がなくて売れないほどアラミドの需要が増えているからだ。

    コーロンインダストリーは昨年に生産した6000トンのアラミドはすべて販売しており、今年に追加増設した物量1500トンもすでに顧客から事前注文が終わった状態だ。亀尾工場の敷地も充分なことから、決定のみ行われればすぐさまラインの増設を行うことができる。これに関して、コーロンの関係者は「増設は事業競争力と市場の状況に応じていつでも議論できる」と言葉を惜しんだ。

    アラミドは北米・欧州市場を中心に、5Gの拡大とともに需要が増えている。スーパー繊維と呼ばれるアラミドは500度を超える高温でも溶けないだけでなく、同じ重量の鉄と比較したときの引張強度(材料が切断されるまで支える力)は5倍強い。ケブラーと保護服をはじめとし光ケーブルに使用され、5G時代と重なって需要が伸びている。特にコロナ19による社会的距離維持でトラフィックが急増し、5G設備の需要が増加したこともアラミドの需要を煽っている。コーロンインダストリーは今年初めに仕上げされた増設で、今年のアラミド事業部門の売上げ規模は2000億ウォン以上になると予想している。

    コーロンインダストリーは1979年からアラミドの研究開発(R&D)を開始して1994年に完了し、2005年に事業進出を本格的に宣言した。当時、アラミドのメーカーは米デュポン社と日本のテイジン社が全てだった。コーロンインダストリーは2006年から独自の技術で本格的にアラミドを生産し販売してきたが、2009年にデュポン社が営業秘密の侵害訴訟を提起して停滞した。長期間の訴訟の末、2015年に両社は合意して、その後アラミドはコーロンインダストリーの実績の「孝子」として定着した。 2018年には年産5000トンに達した生産量は、2019年6000トンから今年は7500トンに年平均25%ずつすばやく増加した。

    業界の関係者は、「コーロンインダストリーは市場拡大に対応するために、素早く販路拡大を続けてきた」とし、「コーロンインダストリーの業績発表でアラミド効果が無かったことがないほど」だと語った。

    コーロンインダストリーは、新しい成長動力である「透明PIフィルム」にも大規模な投資を継続する予定だ。 2017年に慶北の亀尾工場に透明PIフィルムの大規模な量産体制を備えたコーロンインダストリーは、「CPI(カラーレスポリイミド)」と呼ばれる独自のブランドを保有している。

    コーロンインダストリーは2015年から2018年までの4年間、フィルム・電子材料部門で赤字行進を続けてきたが、透明PIフィルムの売上げ額が伸びたことで、昨年は3四半期連続でターンアラウンドに成功した。

    新韓金融投資はこのようなアラミドの需要拡大で、コーロンインダストリーの第2四半期の営業利益を338億ウォンと予想した。証券業界のコンセンサスもまた340億ウォン台だ。新韓金融投資は「アラミドの堅調な需要で、生産量がすべて販売されて20%後半の利益率を記録している」とし、「化学部門はコストの低下に伴うスプレッドの上昇が期待されて、フィルムは高付加価値製品の販売で3.0%の営業利益率が見込まれる」と分析した。
  • 毎日経済_ウォン・ホソプ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-07-03 17:33:33