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韓政府、コロナ防疫の「妨害時は逮捕・拘束」

警察はサラン第一教会を押収捜索 

  • 「ソウル光化門集会」と城北区の「サラン第一教会」に発する「コロナ19」の全国拡散が本格化した。国内での一日新規感染者数は5カ月ぶりに300人台を超えた。

    21日の中央防疫対策本部によると、この日の午前0時の時点における国内のコロナ19の新規感染者数は計324人で、海外流入の9人を除けば全国で315人が発生した。ソウル市の感染者数は19日150人、20日135人に続き、21日には125人にむしろ減ったが、残りの地域では感染者が急増した。国内感染者が300人台を記録したのは3月8日367人以降の、なんと166日ぶりだ。

    14日から21日までの確定者数は連続で3桁を記録したが、8日間の新規感染者は計1900人で2000人に迫る。

    21日の地域発生と海外流入を合わせると、ソウル市126人、京畿道103人、仁川市18人などの首都圏だけで247人が出て、この日の新規感染者の76%を占めている。特にこの日は全国17の広域自治体のすべてで確定者が出た。

    新規感染の増加に比べて隔離解除は60人足らずで、現在全国で治療中の患者は21日2241人で、一日ぶりに2000人のラインを超えてしまった。これによって20日0時の時点で65.8%だったソウル地域の病床稼働率も、21日には76.7%に急激に上昇した。この傾向が続けば、近いうちにソウル地域の病床は満床になる可能性が高い。

    防疫当局は今週末を節目とみて、「社会的距離の確保」を強化するかどうかを再検討するだろうと明らかにした。鄭銀敬(チョン・ウンギョン)中央防疫対策本部長はこの日、「今週末の人と人の間の接触を減らす国民の協力が前提されなければ、より強力な防疫措置が必要となり、社会的距離の確保は第3段階への格上げも検討しなければならない状況だ」と述べた。

    この日、文在寅(ムン・ヂェイン)大統領はコロナ19の防疫過程でサラン第一教会などが協力しないことに対し、「必要に応じて現行犯逮捕や拘束令状の請求など厳正に法を執行してほしい」と指示した。文大統領はこの日、ソウル市庁を訪問して「防疫措置を妨害することには感染症法だけでなく、公務執行妨害とか、他の犯罪も適用して断固とした法的対応を」と強調した。

    一方でソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊は、この日の午後8時40分ごろからサラン第一教会の押収捜索に乗り出したと述べた。警察はサラン第一教会の信徒名簿と光復節集会の出席者名簿などを押収捜索対象に含まれていたとした。
  • 毎日経済_ソ・ジヌ記者/オ・スヒョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-08-22 07:24:00