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突然できる首のしこり、悪性腫瘍の信号？
急性リンパ節炎=悪性腫瘍
- 20・30代の女性が4~5日前から発熱、悪寒があり、1~2日前からは首に何かが触れる感じがあるといって病院を訪れる場合がたびたびある。これは「急性リンパ節炎」と診断を受けるが、実際にはこの病名は文字通り「突然リンパ腺が大きくなった」という事実を記述するものであり、最終診断名ではない。
リンパ節炎は、老若男女誰にでも起こることがあり、年間66万9000人（女性40万2000人）が診断を受けている。特に20~40代の妊娠可能年齢の東洋の女性からより多くの一般的な傾向があり、14万5682人が診療を受けて全体の女性患者の36％に迫っている。リンパ節炎が女性によく発症する原因は、まだ明確に知られていなかったが、女性ホルモンの分泌と関連があると見られる。
リンパ節炎の重要な原因のうちのひとつは結核性リンパ節炎だが、痛みがないしこりがゆっくりと大きくなり微熱を伴う場合が多い。確診をするには組織検査が必須だ。結核性リンパ節炎と確診されれば結核と同じように抗結核剤を6ヶ月以上服用しなければならない。ハルリム大医療院感染内科のホン・ギョンウク教授は「結核菌は私たちの体のどこにでも侵犯できるため結核性髄膜炎、骨髄炎、心囊炎などに進行することになれば非常に深刻な結果をもたらす」とし、「どのような意味でも結核性リンパ節炎は、私たちの体が知らせる警告信号で、結核菌が重要な臓器を侵犯する前に、早期に治療できる機会と見ることができる」と述べた。
リンパ節の肥大が出来たときに必ず鑑別しなければならないものは悪性腫瘍だ。
癌細胞がリンパ系を通じて転移されるため、リンパ節の肥大部位と癌が位置する所は密接な関連がある。頸部リンパ節の肥大は頭頸部癌、右鎖骨上部のリンパ節肥大は肺癌や食道癌、左鎖骨上部のリンパ節肥大は腹腔内癌（胃、胆嚢、すい臓、腎臓、前立腺など）が疑われる。その他に、脇のリンパ節肥大があれば乳癌、鼠径部（左右の大腿部の付け根にある溝の内側にある下腹部の三角形状の部分）リンパ節肥大があれば子宮頸癌、大腸癌、卵巣癌などを確認しなければならない。 - 毎日経済_イ・ビョンムン医療専門記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-09-19 15:52:04
