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ダダムソリューション、層間騒音を遮断する新工法の最初の適用

www.dadamsolution.com 

    社会的に問題となっている「層間騒音(上下階の騒音)」を遮断するために、建物の床を施工する際に、セメントを全く使わない工法がマンションに初めて適用された。

    ダダムソリューション(代表イ・グムジェ)は、セメント(湿式)の代わりに、環境にやさしいマグネシウムボードを使う「乾式オンドル層間騒音防止材」を全羅北道金堤市河東(ハドン)の老人福祉会館のアパート(294世帯)の新築工事に初めて供給した。

    このアパート施工会社であるサムイン総合建設側は「乾式オンドルの層間騒音低減効果と環境に優しいことなどをすべて考慮して選択した」と述べた。

    既存の湿式オンドルは、床スラブの上に気泡コンクリートと緩衝材(Styrofoam)を敷いた後に温水パイプとモルタルを施工し、その上に仕上げ材を施工する。したがって、重量衝撃音の影響を受けるだけでなく、腐食の問題もある。

    一方、ダダムソリューションが開発した乾式オンドルは、独自に開発した防止材を複数枚重ねて使い、層間騒音を防ぐ方式だ。

    まず、スラブの上に敷くポリエステルフォームにボール状の「防振具」を格子状に挿入する。この会社が特許を出した防振具は直径5㎝サイズの特殊ゴムで作られており、振動エネルギーを遮断する特許製品である。続いて防振具の上に振動を抑えてくれるだけでなく、湿気の吸収力に優れ、材質が強い「マグネシウムボード」を施工する。その上に温水パイプが通るスペースを確保するプラスチック(ポリプロピレン)パネルを設置し、また、その上にマグネシウムボードをもう一枚設置する。

    目に見える床材は、最終的にマグネシウムボード上に施行する。

    したがって、乾式オンドルの防止材は公式試験の結果にて、上の階で大人が意図的にどんどんと音を鳴らして歩いても下の階に音がほとんど聞こえないレベルまで層間騒音をすっきり解決したものと測定された。さらに、セメントを全く使わずに、既存の湿式オンドルに比べて荷重が5分の1に減少し、乾燥させる必要もないため、施工期間が従来の15日から2日間、大幅に減少する利点がある。
  • 毎日経済_ミン・ソクギ記者/写真=ダダムソリューションのホームページ | (C) mk.co.kr | 入力 2014-09-28 18:01:01