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ウェブ小説ベンチャー「BOOKPAL(ブックパル)」、1年で400万ダウンロード

    • < キム・ヒョンソク代表 >

    スマートフォンでWeb小説を読む人の間で最近「BOOKPAL(ブックパル)」というアプリケーションが人気を集めている。昨年の発売以来、現在までモバイルマーケットで400万件以上がダウンロードされた。月平均のアクティブ利用者数も、60万人にのぼる。アマチュア作家が書いたウェブ小説を集めた、さして特色がないように見えるが、サービスが人気を集める理由は何だろうか。

    BOOKPALは、コンテンツ生産者と​​消費者の両方が持っているそれぞれの隙間に同時に入り込んだサービスだ。隙間と隙間を接続したわけだ。BOOKPALは新進作家の力量を育てて、足りない部分を満たしてくれるマネージャーの役割もする。

    オズというペンネームの作家はブックパルから文章の構成方法についての教育を受けた後、人気が急上昇した。現在、オズを「関心作品」に登録した人の数だけで3万人に達している。毎月もらう印税収入が多いときは1000万ウォンに達する。ブックパルのキム・ヒョンソク代表は「オズは現在までブックパルが輩出した最高の人気作家」とし、「作家は文章を書くことだけに専念できるように環境を造成している」と述べた。ブックパルも収益モデルを見つけることに成功した。

    キム代表は、数回の試行錯誤の末、「プレビュー」サービス利用者に課金する収益モデルを選択した。年間予想売上高は30億~35億ウォン。収益モデルが定着したところ、最近になってベンチャーキャピタル5か所から35億ウォンの投資を誘致した。キム代表は「モバイルコンテンツの消費が増えるのは世界的な現象」とし、「韓国語のコンテンツを変換して、海外に発売するビジネスも準備している」と述べた。
  • チョン・スヌ記者 | 入力 2014-10-26 17:28:37