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睡眠とセックスの進化論的相関関係、科学的手がかりを発見

GIST(光州科学技術院) 

  • 人は毎日寝る。寝ないと翌日集中力が落ち、長い時間起きていると命まで危険になる。

    確かに睡眠は人が生存するために必要不可欠なものだ。しかし、なぜ人間をはじめとする動物が寝るようになったのかは、まだ科学的にも明確に知られていない。答えの糸口を韓国の研究チームが見つけた。

    12日、GIST(光州科学技術院)キム・ヨンジュン教授はショウジョウバエの雌の産卵管内で交尾行動を調節する核心受容体であるSPRが脳にも存在することを確認したと明らかにした。

    ショウジョウバエの脳の中で発現するペプチドであるMIPは、脳に存在するSPRを活性化して、夜に睡眠状態を維持するようにした。つまり、産卵管ではSPRが産卵を準備するなどの性行動に関連する行動の変化を誘発するが、脳では睡眠を調節するわけだ。キム・ヨンジュン教授は「この研究を発展させると、まだ私たちが予想していない睡眠とセックスとの進化論的連結の輪を発見できる」と明らかにした。

    この研究は、国際学術誌『プロス・バイオロジー(PLoS Biology)』10月号に掲載された。
  • 毎日経済_イ・セボム記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-12 15:06:39