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コナアイ社、世界の銀行300社にスマートチップ供給

www.konai.co.kr 

    世界はすぐに変わる。特に情報通信技術(ICT)市場は、光の速度で変化する。

    こんな市場にスマートチップ一つで、全世界に向けて無限疾走を続けている強小企業がある。国内のクレジットカードチップ市場の55%、ユーシム(USIM)カード市場の40%を占めているコナアイ(KONA i)社だ。

    コナアイ社のチョ・ジョンイル代表は大宇情報通信技術研究所の出身で、1998年に会社を設立した当時、交通カードシステムをビジネスモデルとした。しかし、大企業が交通カード市場に相次いで参入したことから目を向けたのが、クレジットカードとユーシムカード市場だった。

    爪ほどのチップに多数の情報を保存して処理する技術には、特別なノウハウがある。チョ代表は2004年、とうとう外国企業の3分の1の価格の、クレジットカード用のスマートチップを開発した。優れた技術力を認められて、国内4大銀行を筆頭にシティバンク、ウェルズ・ファーゴ銀行、バンク・オブ・アメリカ、サンタンデール銀行など、全世界70カ国で300以上の銀行に年間1億5000万個のチップを供給している。特に恐ろしく成長している中国で、2012年の上半期に40万枚を販売し、2013年には中国の売上げが500億ウォンに達している。

    チョ代表は2005年、携帯電話の必需品として登場したユーシムの開発にも成功して、KTなど国内外の10あまりのキャリアにユーシムチップを供給している。
  • 毎日経済_チョン・ボムジュン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-20 17:04:04