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「配達の民族」ゴールドマン・サックスから400億ドルの投資誘致

デリバリーフードアプリケーション 1位「配達の民族」 

    世界最大の投資銀行であるゴールドマン・サックスが韓国のフードデリバリーモバイルサービス1位の「配達の民族(Baedal Minjok)」に400億ウォンを投資して主要株主になった。最近、日本進出を皮切りに、中国、東南アジアなどアジアのモバイルフードデリバリー市場の先取りに出た韓国のベンチャー企業とゴールドマン・サックスがパートナーシップを結んだものであり、意味が大きいという評価だ。

    26日、投資銀行(IB)業界によると、ゴールドマン・サックスは、運用中の私募ファンド(PEF)を介して「配達の民族」サービス運営会社である(株)Woowa Brothersに合計3600万ドル(約400億ウォン)を投資する内容の契約を同日、締結した。投資額は「配達の民族」が推進している、日本を含むアジアのモバイルデリバリーサービス市場への進出資金として活用される予定だ。

    ゴールドマン・サックスが「配達の民族」への投資を断行したことは、今後、このサービスがアジアのフードデリバリー市場を先占するモバイルプラットフォームとノウハウを備えていると判断したためだ。

    「配達の民族」は、2010年6月に初めてサービスを開始し、現在デリバリーが可能な店が全国的に14万5000個にのぼる。約1兆ウォン規模と推定されているフードデリバリーアプリケーション市場で「ヨギヨ」などの競合サービスを抑えて、市場シェア60%を占めている。

    「配達の民族」は、モバイルメッセンジャーのLINEと手を組んで、先月、合弁会社である「LINE Bros.」を設立し、日本市場に進出した。日本で5400万人以上の登録会員を保有しているLINEを介して「LINE WOW」というモバイルのフードデリバリーサービスを開始し、「ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー」などミシュランのスターレストランでプレミアム弁当を注文することができる。

    「配達の民族」は日本をアジア市場進出の足場にして、中国、台湾、東南アジアまでサービスを拡大する計画だ。ゴールドマン・サックスは、すでに米国・欧州のフードサービス会社である、グラブハブ(GrubHub)に投資した経験がある。
  • 毎日経済_オ・スヒョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-27 04:01:03