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添加糖の過多摂取は慢性疾患を誘発…小児糖尿病の誘発に影響を及ぼし注意が必要

    添加糖の過多摂取による慢性疾患の誘発のニュースに、ネチズン達の関心が集中している。

    米国サンフランシスコのカリフォルニア大学の研究チームが砂糖に関する8千編余りの研究論文を総合的に分析した結果、砂糖の過多摂取が脂肪肝、2型(成人)糖尿病、代謝障害などの慢性疾患と密接な関連があるという結果に至ったと、医学ニュースポータルメディカルエクスプレス(MedicalXpress)が2日、報道した。

    砂糖の過多摂取は、太るようにするのではなく、疾病を誘発することがあるという事実が明らかになったと「砂糖科学」(SugarScience)の研究プロジェクトを指揮しているローラ・シュミット博士は説明した。子供の成人糖尿病の増加と高騰する脂肪肝と代謝障害の発生率がこれを立証する確かな証拠であると彼は指摘した。

    米国糖尿病学会の最新統計によると、米国の全体人口の9.3%である2910万人が糖尿患者であり、患者の数は持続的に増えている。また、米国肝臓財団によると、アメリカ人10人のうち1人の割合である最小限3万人が様々な肝臓疾患を経験している。

    この研究プロジェクトに参加している小児科分泌内科医のロバート・ラスティック博士は、 米国の人口の半分以上が心臓病・糖尿病・肝機能障害のような慢性疾患の危険要因をひとつにした代謝症候群を体験していて、これは添加糖(added sugar)の過度な摂取と直接的な関連があると明らかにした。

    代謝症候群は、肥満によるものであると広く知られたが、肥満は代謝症候群の「表紙」(marker)であるだけで原因ではなく、代謝症候群を誘発するのは砂糖の過多摂取だと彼は主張した。 したがって肥満に問題の焦点を置くのではなく、砂糖が添加されている加工食品に焦点を合わせなければなければならないと彼は強調した。

    この研究プロジェクトに参加するまた別の研究員であるディーン・シリング博士は、添加糖の過多摂取は個人の好みや自分の問題ではなく、もはや社会の問題としながら、添加糖の過多摂取が健康に及ぼす害毒を国民に積極的に知らせ、教育しなければならないと述べた。

    アメリカ人の1日の平均砂糖摂取量は78g(19.5ティースプーン)で、これは米国心臓学会(AHA)の摂取目安量を大幅に超えたものだ。AHAの推奨量は成人男性36g、成人女性26g、子供は年齢に応じて12~24gだ。360gの炭酸飲料一つには、32~36gの添加糖が含まれてる。

    添加糖とは、食品の中に自然に含まれている砂糖ではなく、食べ物に人為的に添加される砂糖を言う。全ての包装食品は74%に添加糖が入っている。添加糖はその名称だけでも何と61種類にもなり、ラベルに表記しても消費者はそれが添加糖なのかどうか知る術がない。
  • MBN | (C) mk.co.kr | 入力 2015-01-12 08:27:00