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ダイエットと記憶力の相関関係

記憶力が悪いとダイエット失敗、記憶力を良くするにはダイエットが答え! 

    夏の時期になると、ダイエットをする人がめっきり多くなる。熱心に減量するとすらりとした体を誇り、着こなしだけが蘇るのではなく、付随的に良くなることが多い。

    まず、ダイエットをすると記憶力が良くなる。痩せると健康になるのはもちろん、記憶力も良くなるという研究結果が出た。年齢が高く、過体重の女性がダイエットで痩せると、記憶力と関連した脳の領域に変化が起こるということだ。

    最近、スウェーデンのウメオ大学研究チームは、平均年齢61歳の肥満女性20人を対象に、健康に良いダイエット2種類のうちひとつを6か月間持続させた。

    その結果、6か月後全ての女性の平均体質量指数と、体重全てが低くなった。加えて、体重が減るやいなや記憶力検査点数も向上したことをあらわした。顔を見分けてこれを名前と関連づけるのに重要な役割をする、脳の領域の記憶保存活動が増加したもの。また、記憶を思い浮かべる効率も高くなったことが確認されたという。

    この研究チームは「体重が減ると、新しい記憶を保存する時、脳がさらに活発に活動する。それで、保存された情報を後に思い浮かべる効率も高くなる」とし「肥満と関連した記憶力低下は、取り戻すことができ、とくに痩せると効果が生じるということを今回の研究結果を通じて見せてくれる」と話した。

    反面、ダイエットに失敗する原因が「食欲」より記憶力損傷の問題だという研究結果もある。最近、英国アバディーン大学の研究チームは、ダイエットのような計画に失敗する理由は、記憶力が悪いからという研究結果を発表した。

    ダイエットをするとき、未来にどのようなことを遂行しなければならないかに対する未来計画の記憶が弱い人は、自分がダイエット中である事実を忘れてしまうことが問題だということだ。このような人の献立を調べてみると、最初に計画していたものより果物、野菜はあまり食べず、糖分が多い菓子をさらにたくさん食べたことをあらわしたが、これは未来計画の記憶を忘れてしまったからだという分析だ。

    また、あることを決定し計画する執行機能が弱い人は、熱量が低い食べ物を左側に配置してこそ、健康な食習慣をおくることができると提案した。人が本能的に左側に先に視線を置くことに着眼し、実際に3か月間、コーヒーショップでこのようなメニュー表を配置した結果、低熱量の食べ物の売上は増え、高熱量の食べ物の売上は減ったことをあらわしたからだ。

    この研究チームは、「ダイエットや禁煙は、ただ"決心"してできるものではない」とし「自身がダイエット中だという記憶を続けて維持するように助ける心理的技術が必要だ」と伝えた。
  • MKファッション_キム・ヘソン 記者/写真_shutterstock | 入力 2013-06-19 18:03:55