テクノロジー > 総合
慶熙漢医大、身長の伸びを助ける健康機能性新物質を開発
- 子供の身長をより高くすることのできる新物質が慶煕大学研究チームによって開発された。政府が公式認定した最初の物質で、身長の低い子供を持つ両親には朗報だ。
MBNによると3日、6歳の息子を持つ母親パク・グンミンさんは、このごろ悩みが深い。息子が同じ年頃の子供より身長が低いからだ。パクさんは「成長ホルモン注射の勧誘も受けたが、価格も高く、怖くて気軽に決められない」と吐露した。
最近では、身長の成長を助けてくれるホルモン注射が人気だが、性早熟症などの副作用が深刻だというのが欠点だ。整形外科のパク・ジェボム専門医は「数か月間（成長ホルモン）注射を毎日打たなければなりません。通常、身長に関連する子供たちはまだ幼いため、毎日注射を打つことは簡単ではないです。また、副作用の可能性もある」と語った。
こうした中で、慶熙大学漢医大のキム・ホチョル博士チームが身長の成長を助けてくれる新物質を開発した。
エゾウコギ（蝦夷五加）などから抽出し物質で、脳下垂体から作られた成長ホルモンが肝臓で成長タンパク質に結合するが、この量を増加させて成長板の軟骨細胞を増やし、成長板の厚さを増加させる原理だ。97人の子供を対象とした臨床試験で、3か月間摂取した実験群が、そうでない群よりも17％以上身長が伸びたことが分かった。
慶医大学・本草学教室のキム・ホチョル博士は「キバナオウギ（黄花黄耆）エキスなどの複合体は性早熟症を起こさなかった」とし、「シロネズミを利用した動物実験で、性早熟症は現われなかった」と語った。
食品医薬品安全処は副作用がなく、臨床試験まで経たこの新物質を韓国で初めて「身長成長の健康機能性の原料」として公式に認めた。 - 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-04-03 08:05:39
