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中東呼吸器症候群、最初の患者の妻も感染

    韓国で中東呼吸器症候群(MERS)の感染患者が初めて発生した中で、患者の妻も感染していたことが明らかになった。

    韓国の疾病管理本部は21日、「バーレーンに行ってきた後、中東呼吸器症候群(MERS)に感染したことが確認された患者(68・男)とその妻も呼吸器症状を見せており、遺伝子診断検査を進行した結果、陽性と判定された」と明らかにした。

    現在、妻の状態は安定しており、国家指定の入院治療病床内で隔離治療を受けていると伝えられた。

    先立って、最初の確診患者は、去る4月中旬からバーレーンに滞在し、農作物栽培関連の仕事に従事した後、今月4日、カタールを経て帰国した。帰国後、発熱、咳などの症状を訴えて感染の事実が確認された。夫も危急な状況ではないことが分かった。

    MERSはスサウジアラビアなどの中東地域で流行している重症急性呼吸器疾患で、伝染性は低い一方、致死率が40%にもなる病気だ。1週間程度の潜伏期間を経て、SARSのように高熱、咳、呼吸困難などの重度の呼吸器症状を起こす。また、急性腎不全を伴うのが特徴だ。

    初期には、新型コロナウイルス(Corona Virus)と命名されたが、後にサウジアラビアをはじめとするカタール、アラブ首長国連邦(UAE)、ヨルダンなどの中東地域で集中的に患者が発生したことから、マーズコロナウイルス(MERS-CoV)に変更された。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-05-21 09:39:04