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「タミフル」のジェネリック医薬品あふれ出る…鍾根堂や大熊製薬が発売

タミフル、来月特許が満了に 

  • 2009年、新種インフルエンザA(H1N1)が猛威を振るった当時、治療薬として広く使われて私たちにも慣れ親しんだ抗ウイルス薬「タミフル(Tamiflu)」の物質特許が来月に満了となることから、国内の製薬会社のジェネリック医薬品が溢れ出す見通しだ。

    8日、食品医薬品安全処によると、スイスの多国籍製薬会社ロシュのタミフルの物質特許(医薬、高分子などで発明された化学物などに付与される特許権)が来月26日に満了する。国内の製薬会社はジェネリック医薬品を早くから開発し、生物学的同等性試験(複製薬の効能がオリジナルの薬と同じであるかを把握する臨床試験)まで終えており、食品医薬安全処の承認を受けた状況だ。

    鍾根堂(チョングンダン)と韓美(ハンミ)薬品は、それぞれ30ミリ、45ミリ、75ミリの3つの品目を、大熊(テウン)製薬と柳韓(ユハン)洋行は75ミリの1品目を発売できるように準備を終えた。

    タミフルは2009年に新種インフルエンザA型が大流行した当時と、鳥インフルエンザ(AI)などの各種ウイルス性伝染疾患が発生するたびに広く使用された。

    2009年の新種インフルエンザ事態では、当時、品薄現象が起きたりもした。食品医薬品安全処などによると、タミフルは2014年に院外処方で189億ウォンを販売したと集計された。

    タミフルが多く売れたことから、保険の薬代が安くなったりもした。保健当局は、予想よりも使用量が急増した薬に対して、該当の製薬会社と交渉して薬の値段を再調整するようにした規制である「使用量 ‐ 薬代の連動」装置に依拠して薬代を下げたものだ。
  • 毎日経済 イ・ヨンウク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-08 16:00:46