記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)

英語で韓ドラを紹介・分析するサイト「ドラマビーンズ」…年間1500万人が利用

    • < ジョセフ・チャンとジェームズ・ソン >

    「韓国ドラマを見ると、職場や学校で先輩という呼称をしょっちゅう使けれど、外国人はこれを英語に直訳したsum bae nimにしじゅう接することから、韓国でたいへんありふれた名前程度に受けとっています。だからドラマによく登場する単語をはじめ、姑と嫁の葛藤など多様な韓国文化を説明する役割が必要でした」。

    米国で英語で韓国ドラマを紹介し、分析するサイト「ドラマビーンズ(www.dramabeans.com)」を運営する共同代表の在米韓国人ジョセフ・チャン(42)とジェームズ・ソン(39)は、「世界的に韓流に対する関心が高まっているという事実に、私たちも日々驚いている」と語る。ドラマビーンズは月平均130万人、年間1500万人が訪問するほどにまで成長し、国内のベンチャーキャピタル業界でも関心を集めている。

    コーヒービーンズ(コーヒー豆)に着眼して、「コーヒーを飲みながら韓国ドラマを見よう」という意味でつけたドラマビーンズは、2007年に韓国ドラマを理解するために必要な、韓国の情緒と歴史などを英語で紹介するブログ形式で始まった。だたの趣味だった。外国人が理解するのに難しそうな韓国ドラマのシーンを写真の形態で掲載し、それぞれに詳細な説明を付けることだった。現在、ドラマビーンズの売上げはサイトに掲載される多様なバナー広告を介して創出されている。

    米国の高級百貨店として有名なノードストーム(Nordstrom)や日本の日産自動車などが代表的な広告主だ。

    世界的に有名な企業がドラマビーンズを広告媒体として選択した理由に対し、ジェームズ・ソンは「米国や日本などの先進国でも、韓国ドラマを見る程度の人であればかなりの収入のある層だし、自分たちの顧客になる可能性が十分にあると判断したようだ」と説明した。

    ジョセフ・チャンは「中国と日本を除いて、米国と東南アジアのフェイスブック利用者のうち、英語を使用する人たちのプロファイルから『好きなもの(interests)』を入力する欄を分析してみたが、K-POPとKドラマを同時に入力した者が430万人に達した」とし、「このように多くの人々が韓流に対して関心が高いという事実に驚いた」とした。

    続けて、「ドラマビーンズ訪問者のうち75%が米国とカナダなど北米居住者であり、このうち90%が韓国人などの東洋人ではない米国・カナダ人」だと語った。
  • 毎日経済_ミン・ソッキ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-08 16:00:53