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肌につけて病気を治療する「電子皮膚」開発

ソウル大のキム・デヒョン教授チームが開発し...「ネイチャー ナノテクノロジー」に掲載 

    • < 写真=基礎科学研究 >

    韓国の研究チームがパーキンソン病のような病気を調べ出して治療する、電子皮膚の技術を開発した。

    キム・デヒョン基礎科学研究院(IBS)ナノ粒子研究団教授(ソウル大学化学生物工学部)の研究陣は、ナノ物質を使用して運動障害疾患を診断し、治療まで可能な付着型の「電子皮膚」を開発したと30日、明らかにした。

    研究結果はナノテクノロジー分野の国際学術誌の「ネイチャー ナノテクノロジー」誌の31日付に掲載された。

    研究チームが開発した電子皮膚は皮膚に付着できる電子システムで、身体の状態を検出し、薬物投与まで行うことができる。パーキンソン病や手顫症のような運動障害疾患の問題がある部位に付着すると、センサーが発症の有り無しを常時モニタリングして、測定結果をメモリに保存し、保存された情報のパターンを分析し、状況に応じて皮膚に薬剤を注入する方式だ。キム・デヒョン教授は、「既に存在している半導体プロセス技術を変形させて使用できるので、大量生産が可能なだけでなく、予防医学などの医療産業分野にも広範囲に応用されるだろう」と予想する。

    研究チームは、こんかい開発した電子皮膚は既に存在する半導体技術の変形を通じ、皮膚に付着できる高性能なウェアラブル電子機器として使用できる、基礎電子素子の開発技術を提示するという点で大きな意味があると語った。
  • 毎日経済_キム・ミヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-03-31 03:01:01