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クローン病患者が5年間で急増…20代・30代の男性は要注意

  • 希少難治性疾患のクローン病の患者が、ここ5年間で大幅に増加したことが分かった。

    健康保険審査評価院が6日に公開した5年間の審査資料の分析資料によると、昨年、クローン病で診療を受けた人は1万8千人だった。2011年比で4千人ほど増加しており、年平均増加率は7.1%と集計された。総診療費も約474億ウォンと、2011年比で240億ウォン上昇した。

    目を引く点は、クローン病診療人数の半分が20~30代という事実だ。20代が29.3%と最も高く、30代が21.4%となった。全体診療人数の半分(50.7%)が20~30代なわけだ。また、性別では男性が女性よりも2倍以上多いことが分かった。

    クローン病は、食道、胃、小腸、大腸から肛門に至るまで、消化管のあらゆる部位に生じる、症状の悪化と再発を繰り返す慢性炎症性疾患で、下痢、腹痛、熱および体重減少の症状が現れる。正確な発症原因は明らかにされていないが、生活環境が西欧化していることと遺伝的な要因があると推定されている。

    審査評価院の関係者は、「クローン病は希少難治疾患のうちでは比較的知られている病気だが、症状が通常の腸疾患と似ているため、軽く考えて治療が遅れることがある」とし、「腹痛・下痢などの症状が長期間続くときには、正確な診断を受ける必要がある」と説明した。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 パク・セヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-03-06 13:53:55