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パク・デヨンTmax会長が「国産OSの夢に再び挑戦する」

    ティーマックスソフト(TmaxSoft)のパク・デヨン会長(60)は20日、韓国産コンピュータのオペレーティングシステム(OS)「Tmax OS」を披露し、OS市場に挑戦状を投げかけた。この日の発表の場で彼は、人気ドラマ『太陽の末裔』の台詞「謝罪しましょうか。それとも告白しましょうか」を引用しながら演壇に上がった。7年前に初めて韓国産OSとして発表した製品が、正常に動作せず、商用化に失敗したことに対する謝罪の表現だった。

    もしかすると彼はもう一度「謝罪」するべきかもしれない。開発会社であるTmax OSによると、この日に公開された国産OS「Tmax OS」は従業員50人が4カ月間、何の問題もなく使用していたが、よりによって発表当日にダウンしたためだ。製品の完成度にはまだ問題があるという指摘だ。

    それでもパク会長は「韓国も独自OSがなければならない」という意志を曲げなかった。彼は1997年にTmaxソフトという会社を設立後、ミドルウェア、データベース管理システム(DBMS)などの分野で実力を見せた。以後、2007年にTmaxコアという会社を設立し、OSの開発に本格的に参入した。 2年の開発過程を経て、2009年7月に「Tmaxウィンドウズ」という名前の韓国産OSを発表した。しかし、エラーが原因で市場に製品を出せず、1年後、会社はワークアウトを申請するほど困難に陥った。その後、7年は切歯腐心の時間だった。

    パク会長は、DB製品を集中攻略して、この分野の強者だった米国オラクルを押し出し、会社を再起させた。昨年11月にパク会長はTmax OSを再設立して、正式に再挑戦を発表した。パク会長は「ウィンドウズ独占体制が保安性を脆弱にして革新的な発展も導けずにいる」と指摘した。Tmax OSは公開テスト過程を経て、10月1日に正式発売される予定だ。
  • 毎日経済 オ・チャンジョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-04-20 17:47:56