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全国肥満地図…島・山間地域がより肥満率が高い

甕津郡の肥満率が47%で最高…麟蹄・楊口・鉄原・漣川の順 

    公共交通機関が発達していない島・山間地域に住む人々が、比較的所得と生活水準が高い都市住民よりもより肥満傾向を示して注目される。行政区域別で肥満率が最も高い仁川甕津(ウンジン)郡は、住民100人のうち47人が肥満であるのに比べて最も低いソウル瑞草(ソチョ)区は、肥満者が100人のうち32人にとどまった。

    国民健康保険公団は6日、2005年から昨年までに1次一般健康診断を受けた20歳以上の成人のボディマス指数(BMI)情報などのビッグデータ1億3000万件を分析した「全国肥満地図」を発表した。

    2015年基準の肥満有病率は、269の市・郡・区のうち仁川甕津郡(47.21%)が最も高く、続いて江原麟蹄(インジェ)郡(46.21%)、楊口(ヤング)郡(46.14%)、鉄原(チョルウォン)郡(46.1%)、京畿漣川(ヨンチョン)郡(45.48%)などの順だった。全体の平均は33.2%だった。特に、仁川甕津郡は2005年以降の10年間で肥満率が13.13%も上昇し、肥満率が最も上昇した地域としても挙げられた。

    一方、ソウル瑞草区(32.1%)の肥満率が全国で最も低く、ソウル江南区(32.19%)、城南市盆唐(プンダン)区(32.22%)、京畿果川(クァチョン)市(32.74%)なども低い方に属した。高度肥満(BMI30kgm2以上)の有病率は、慶北鬱陵(ウルルン)郡が10.21%で最も高かった。高度肥満率が二桁の行政区域は鬱陵郡が唯一だった。鬱陵郡は2005年まででも高度肥満率3.42%で、全体の市・郡・区のうち140位レベルだったが、最近10年間で順位が急騰した。鬱陵郡と仁川甕津郡(9.2%)、江原道鉄原郡(8.99%)、華川(ファチョン)郡(8.9%)、麟蹄郡(8.62%)などが高い高度肥満率を見せた。

    肥満地図の製作を担当した東国大楽一山病院家庭医学科のオ・サンウ教授は、「公共交通機関が発達しておらず乗用車の利用率が高い山間・島嶼地域の肥満率が高くなっている一方、所得水準が高く健康に気を使う都心地域の肥満率は低い傾向があった」と説明した。
  • 毎日経済 キム・ギチョル記者 / キム・ヘスン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-11-06 18:08:43