テクノロジー > 健康・医学
週末になると頭がズキズキ…「コーヒー」のせい？
- いつも飲んでいたコーヒーを、週末に飲まなければ頭痛が発生するという分析が出てきた。
大韓頭痛学会のキム・ビョンゴン会長は16日、朝鮮日報とのインタビューで「週末頭痛の最大の原因は、コーヒーの中のカフェインだ」と伝えた。カフェインは、血管を収縮させる作用をするが、普段カフェインを継続的に摂取する人は、脳の血管が多少収縮した状態だ。ところが、いつもコーヒーを飲んでいた時間にコーヒーを摂取しなければ、血管が弛緩されて血管を包み込む神経が頭蓋骨を押し、頭痛を誘発するということだ。
カフェインが入った他の食品をいつも食べていて週末に食べない場合や、カフェインを突然断つ場合にも、このような原理で頭痛が発生する。キム・ビョンゴン会長は、「コーヒーの中のカフェインは、薬物のような習慣性があるため、週末頭痛は一種のカフェイン離脱症状と見れば良い」とし、「普段1日にコーヒーを2杯以上飲む人は週末頭痛がよく現れる可能性がある」と話した。
コーヒーをよく飲む場合には、週末に頭痛だけでなく、便秘や眠気、吐き気、焦燥が現れることもある。キム・ビョンゴン会長は、「カフェイン禁断症状による頭痛なのかどうかを知りたければ、週末頭痛が生じた時に平日に飲んでいた時間にコーヒーを飲んで、1時間頭痛の好転有無を調べてみると良い」と伝えた。コーヒーを飲んだ後、1時間以内に頭痛が消えた場合、カフェイン禁断症状で現れた週末頭痛だ。
キム・ビョンゴン会長は、週末頭痛を解消するためには、何よりもカフェインを減らすことが重要だと指摘する。キム・ビョンゴン会長は、「週末頭痛がひどい人は、平日にコーヒーを1日2杯以上飲まないほうがいい」と話した。「しかし、週末頭痛を解消するために週末にコーヒーを飲むことは、むしろカフェイン禁断症状を加速化させるため推薦しない」と指摘した。
カフェインを適量摂取すれば、かえって頭痛が緩和されることもある。脳に入ってきたカフェインは、血管を収縮して頭痛を助けるということだ。食品安全処が定めたカフェインの1日の摂取推奨量は成人が400ミリグラム、妊婦が300ミリグラム、青少年が125ミリグラムなどだ。レギュラーサイズ（300ミリ）のアメリカーノ（コーヒー）1杯に平均100~150ミリグラムのカフェインが含まれている点を考慮し、1日に3杯以上のコーヒーは控えるべきだ。 - 毎日経済デジタルニュース局 ソ・ジョンユンインターン記者 / 写真=photopark.com | (C) mk.co.kr | 入力 2016-11-18 13:58:28
