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韓国、超音波による痛み治療の「アジアのハブ」に

  • ソウル大学病院麻酔痛症医学科のムン・ジヨン教授が最近、「国際痛み超音波認定医」(CIPS、Certified Interventional Pain Sonologist)試験に監督官として参加したと2日、明らかにした。国際痛み超音波認定医は、世界痛み連盟(World Institute of Pain)が痛みの医学および超音波を用いた痛みの施術の水準を高めるために設けた資格だ。世界的に約30人程度のみが有しており、国内ではムン・ジヨン教授が「1号」の合格者だ。ムン教授は2016年2月から、アジア地域の議長として活動している。

    この資格は、取得過程が非常に厳しいことで知られている。筆記、口頭、実技の3段階の試験を介して痛みの治療のための全体的な知識と施術水準を見るが、特に口頭と実技試験は、痛みの分野の世界的な碩学たちが直接受験者を評価する。

    8時間にわたる過程はすべて英語で行われる。

    韓国では2015年にムン・ジヨン教授をはじめ、ソウル大病院で修練を受けた麻酔痛症医学科の医師5人を含めた計6人が資格を取得した。これは米国とカナダに次いで最も多い数で、国内の痛みの治療が世界的水準に達したことを意味する。

    ムン・ジヨン教授は「この資格は検証された痛みの専門医師を輩出して、患者の痛みの管理水準を大幅に向上させ、特に妊婦のような放射線への露出に制約がある患者も安全に治療することができるきっかけを設けた」とし「ひとつの国から6人の合格者が出たのは非常に異例的で、韓国が超音波を利用した筋骨格系の痛みの治療のアジアのハブになるものと期待している」と伝えた。
  • 毎日経済 イ・ビョンムン 医療専門記者 / 写真=毎経DB | (C) mk.co.kr | 入力 2017-03-02 09:32:08