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子供10人中6人、歯磨きに1~2分…正しい歯磨き教育が必要
- 子供の10人のうち3人は正しい歯磨き教育を受けたことがなく、10人のうち6人は歯磨きの時間が1~2分にも満たないことが分かった。
UD歯科が1~13歳の子供を持つ604人の親を対象に子供の口腔管理の重要性についてのアンケート調査を実施した結果、子供10人のうち3人が正しい歯磨き教育を受けたことがなく、家で子供の口腔健康教育を主とする親たちは知識を主に友人や親戚など周りの人（35％）、メディア（30％）、歯科医師や歯科衛生士（23％）、関連冊子や新聞、雑誌（9％）などの順で得ていることが分かったと12日明らかにした。
UD歯科坡州のコ・クァンウク代表院長は「正しい歯磨き教育と子供たちの歯科検診の時期などに対する正しい口腔健康関連の知識を習得するためには、専門的な医療機関を訪れて専門家から教育を受けることが必要だ」と伝えた。
また、子供たちが歯磨きを正しくしているかに対する実態調査を行った結果、10人のうち6人が歯磨きをするのにかかる時間が1~2分だと答えた。
口の中には子供の発達過程に応じて1~32本の歯があるのだが、そのうち1つを残して磨いてもそれがすぐに虫歯・歯周病に進行する。歯1本1本を入念に磨くのならば、平均して10分程度の時間が必要になる。しかし歯磨きを10分程度することは現実的には大変で、歯が摩耗してしまう危険性もある。よく正しい歯磨きは毎食食事後に3回、3分以内に3分間という3-3-3の法則が多く知られているが、調査の結果1~2分という非常に短い時間で不十分に歯磨きを行っていた。
歯磨きをする方法としては、横にのみ磨く（9％）、上下に擦りながら磨く（18％）で、10人のうち3人が歯に負担をかける方法で歯磨きをしていた。
横にのみ磨いたり上下に擦りながら磨く方法は、歯磨きが下手な子供たちが簡単にできる方法だ。しかし歯の表面を横にのみ磨くと、歯と歯の間の隅にある異物除去が困難だ。また上下に擦りながら磨く方法は、歯と歯茎の間の境界部位の摩耗を誘発することもある。
コ院長は「小学生になるまでは、保護者が可能な限り一緒に歯磨きをしてあげることが望ましい。自分でするという子供の場合であっても親が最後にもう一度確認をしてあげることが必要だ」と助言した。 - 毎日経済 イ・ビョンムン医療記者 / 写真=photopark.com | (C) mk.co.kr | 入力 2017-06-12 09:42:34
