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テクノロジー > 健康・医学

韓国食品研究院、脂肪肝抑制・中性脂肪改善の化学物質を開発

    韓国の研究グループが脂肪肝の症状を改善し、血中中性脂肪の濃度を下げることができる化学物質を開発した。

    韓国食品研究院のチェ・サンユン博士は、天然物質である「レスベラトロール」と「ゲニステイン」の化学構造からヒントを得て新しい物質を合成し、これらの効果を動物実験で確認したと明らかにした。

    レスベラトロールはブドウやピーナッツに含まれており、ゲニステインは主に大豆に含まれているが、いずれも脂質の生成を防ぐ機能がある。

    研究グループは合成した物質の中で「NED240」と「NED278」をねずみに12週間のあいだ摂取させた結果、NED240には脂肪肝の抑制効果があり、NED278には血中中性脂肪濃度を低下させる効果があることを確認した。
  • MBN イ・サンボム記者 / 写真=毎日経済DB | (C) mk.co.kr | 入力 2017-06-20 10:28:00