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もっと! コリア (Motto! KOREA)

酢を使ったカビ除去法、かえってカビの成長を促進させる

カビは弱酸性環境を好むため...カビは除去より予防が重要 

    夏の蒸し暑さが本格化し、各種の放送でカビの殺菌法について紹介している。この中で、酢を使用するとカビ特有の湿っぽい臭いも捉え、殺菌もされるという間違った情報が広がっており、主婦たちの間ではカビを捉えるための天然素材として酢が脚光を浴びている。

    しかし、酢を使用するとむしろカビの成長を促進させることがある。あるカビ研究所は、「酢は一部の細菌を殺菌するのに有用だが、弱酸性の環境を好むカビにはかえって成長を促進することがある」と述べた。

    実際、細菌やカビの生息環境自体が違うためだ。細菌は中性から弱アルカリ環境で生息するが、カビは弱酸性の環境で生息する。特にカビは酢に含まれている有機酸を生成して物体を溶解させ、栄養を供給される。したがって、酢を使ってカビを除去することは、かえってカビの成長を促進させることだ。

    該当のカビ研究所の実験の結果、酢に漬けた壁紙が一般カビ除去剤を塗った壁紙よりもカビの成長が促進されることが確認された。カビは除去よりも予防することが重要だ。したがって、湿気管理を着実にして、常習的に汚染される所は成長を長期間抑制するカビワクチンを塗ることが役に立つ。
  • シークニュース_チュ・ヨンソク記者/写真_photopark.com | 入力 2014-07-14 16:43:13